残暑の九月 優秀サンパラソル
9月だというのに、今日も、東京都下の私の庭は気温35度をちょっとばかり上回っていました。地域によっては豪雨、竜巻、台風と、異常事態です。それぞれの地域のみなさま、大丈夫でしょうか?
天気が良いとしても、こんなに暑いと、庭仕事はちょっと辛いですよね。集中豪雨で苦しんでらっしゃるかたもおられると思うのですが、私の地域はずっと雨が降っていません。下を向いて作業をすれば、目が痛いし(汗が目に入る)もしや、熱中症になってしまうかも。とか、必ず蚊に食われるとか。耳無し芳一を思い出すのですが、蚊よけスプレーのかかっていない場所(耳のふちとか!)を食われたりして!とにかく肉体的なストレス、そして、葉焼けして醜くなってしまう植物たち。
そんな状況でも、喜びを与えてくれる植物がいます。我が家の「大スター!」は、サンパラソル( マンデビラ)。去年の夏に手に入れて、ためしに室内で観葉植物として冬越ししたところ、今年は実に見事なコンテナ入りの花木になってくれました。
直径30センチ深さも同じくらいの鉢に入れて、水やりは、この暑い日照りの日々にも、2日に一回ていどで持っていましたし、初夏から花が休みなく咲いて、今も、房咲きでじゃんじゃん咲きます。
こういう猛暑の時期、肥料を与えるのはとよくない。とか、よく言われますが、花をたっくさん咲かせ、生育の旺盛な夏の植物に、肥料は欠かせません。
イギリスのナーサリーで教わって以来、私が20年近く続けてきたのは、規定よりも薄めた液肥を小分けで回数与える方法。これで失敗したことは今までありません。
500倍とあれば、あえて1000倍に薄めた肥料を。5リットル入りのジョウロに、本来10ccのところ、5CCの肥料を。小さじ1杯は、2.5cc なので、2杯か。感覚的に、小さじ2杯って、少ない感じがします。でもそれでいい。それをメーカー規定が週に一回とあれば、倍に薄めて週に2回。
そうやって、このサンパラソルの花を、数ヶ月ものあいだ楽しんでいる。
一輪の花が数日咲いてくれるのもこの花の魅力です。
さて、今は我が家に着て2年目の夏を過ごしたサンパラソルの株。今年の冬も機嫌良く冬越ししてくれるだろうか。それほど乾燥に弱いというわけではなさそうな印象だし。水やり控えて冬越しで吉とでるか。
水が好きな植物の冬越しは難しいけれども、乾燥に強い植物の冬越しは温度管理さえできれば難しくないので。
さて、ファッションブログのほうには書きましたが、5日にはベスチャトーさんの番組の再放送がありますね。私は、9月5日、6日と箱根星の王子さまミュージアムで、初秋の公開ガーデニングワークがあるので、番組は早速録画予約しました。 9月の庭、箱根は一足早く涼しいでしょうか。楽しみです。
写真は去年の9月6日の様子。9月の箱根は、背の高くなった植物たちが競い合うように花を咲かせているので、春よりも見応えありだと思います。
こちらの庭も、元肥、液肥、バイタル液など、周到に施して来ているので、けっこう行けてると思うのですが。今元気のない植物には、V-RNA 土壌活性液を300倍に薄めて根っこに与えたり、葉面散布すると、蘇るチャンスです。8月の中旬に、中心部の葉が消え剥げてしまったペチュニアも、葉が吹き直して、蘇ってきました。今のケアがこの後の季節を左右します。