気候の違い
イギリスの気候を羨ましく思うのは、5月下旬以降の、9月ごろまでの半年弱か。
日照時間が長く、空気が乾燥していてゼラニウムやペチュニアなどがわんさと咲き続ける。庭にヤブ蚊がいない。(でも、今年は居た!)日本ほどの高温多湿にはならない。(今年は30度になったが!)くどいほどの猛暑も地震も台風もない。
台風が来る様な国なら、ハンギングバスケットが広まることはなかっただろうと思う。台風情報のたびに重たいハンギングを高い場所から降ろすなんて、大変すぎるもの。
先日、東京都下の園芸店を回って苗を探していても、思った。こんなに激しい猛暑で、寄せ植えを楽しみたい人、いるだろうかと。お店は、売るものがないと商売にならないので、頑張って良い苗を売ろうとする店。この時期諦める店。いろいろですが、35度ほどの気温のなかで、終日肉体労働をして、私は、軽い熱中症になった。これは、まずいなあと。今はリカバーしたけれども、腕組みして、ちょっと、考えちゃいますね。
でも、このあと、気温が下がれば、日本にも、楽しい季節がやってくる。
イギリスは...、秋以降は、暗くてじめじめして、そのまま3月ころまでは、鬱病になりそうな薄暗いなかを地道に暮らさなくてはならない。そういう暗い感じも、今となっては、好きだったかもしれないのですが、住んでたときは。ちょっと辛かったなあ。必ず、1〜2月には、太陽を求めて旅行をしないと滅入った。
だから、理想をいえば、10月中旬から3月一杯は日本に住んで、それ以外はイギリスに住めたらいいだろうなあ。 なんて思ってしまいますね。そうは、いかないですけれどもね。
来年のガーデンツアーは、コーンウォールのバナーマン夫妻の住むお城を見学するツアーか。南イングランドガーデン徹底攻略か。今、迷いながら、旅行社さんには調査に入ってもらってます。
来年のことは、まだわからないことも多いけれども、今年同様、すてきなマナーハウスを訪問か、ステイか。それも含めて調査中です。ヴァージエアの「イギリスに行こう!」では、イギリスのカントリーハウスホテルのことを書きました。今後は、庭以外にも、ガーデンラヴァーのためのB&Bやおすすめレストランの情報を特集しようと思っています。
旅行をしたつもりで、見てみてくださいね〜。