いろいろな読み物
読書の秋ですね。なにかおもしろい本、読んでますか?読書って、素晴しいリラックス効果があるんですってね。私は寝る前には、このところずっと、古くから持っていた岡本太郎さんの書かれたすべてを単行本で読むのが自分のなかのブームです。読み直してみて心にぐっと来る部分が新たに見つかるのでワクワクします。
ネット上の読書はよくわからないけれども、でも、手軽さが魅力です。ブログというのも、特殊でおもしろい。時々英語で書かれた海外のブログを見ます。私の書くブログは、いくつかあって、メインとなるこちらのガーデニングブログと、自分のブランドのファッションブログのほかに、星の王子さまミュージアム「ボンジュール!」と、航空会社ヴァージンエアの「イギリスに行こう!」、そして、自分の会社のブログ。(これは、もう、長いこと書いてないけれども)それで思うのです。デザイナーが本職ですが、案外、文章を書いている時間が人生のなかで、かなり長〜いような。人間は言葉で成り立っている。デザインするときも、言葉が最初にあったほうが、確実に内容のしっかりしたデザインができます。なんとなくきれい。では、寄せ植えにしても、何かを感じさせる力に欠けるような。センスも大切ですが。
いろんな企業誌の記事を書いています。連載、不定期、いろいろ。 時々、結構いいこと書いたので、こちらのブログに添付してそのまま掲載したいと思うことがあります。でも、そのまま掲載って、許されてないもので、自分が成し遂げた仕事。少しでも多くの方がたに読んで欲しいのに、あまりひとに知られないのって、ちょっと寂しいような。それでいいのかと思う気持ちと...。複雑です。
先日、来年に丸善出版から刊行される「イギリス文化事典」のために、英国庭園の歴史(中世から現代まで)を書きました。少ない文字数で書ききれないことばかりで、とてももどかしかったけれども、歴史は調べてみると本当に面白いですね。私がイギリスに住んでいた1990年代のことはもう、過去になっているのですから、時代の変遷って、ダイナミックなものだとつくづく思います。
住友信用金庫の会報誌を、長いこと書いていますが、今月は、球根を植える時期なので、オランダのチューリップバブルのことを書きました。これも調べてみるととても面白くて、文献もたっくさんあります。
こんど、エクスナリッジ社から刊行されるのは、50代からの女性の生き方や暮らし方の指針を
読みやすいエッセイ仕立てで紹介するライフスタイル実用書で、それも撮影や校正が終わっていよいよ出版の運び、私だけでなくて、いろいろな各界の方々の登場本ですが。それぞれの方々の考えがわかっておもしろそうです!
お洒落な本屋さんが東京に増えています。そこに行くと、本の面白さに熱中します。インターネットよりももっと深い何かを手にできる実感があって。私の住んでいるエリアにもっとも近いのは、オリオンパピルス。ファイドン社のGARDEN の日本語版がでていてびっくり、文献のしっかりしたとても良い本です。こんど、タキイ種苗さんの会報誌にPiet Oudolf さんのことを書くので、持っていなかった本を補充するべくAmazonで検索したら凄い世の中ですよね。たちどころにすべて揃いました。びっくりです。ちなみに、イギリスとアメリカのAmazonの価格比較をしてみましたら、日本の表示が一番安かったです。出品者は同じなのですが。税金の関係でしょうか。
同じくタキイ種苗さんの月刊誌11月号では、モティスフォントアビィのことを書きました。わかりやすいバラの栽培アイデア付きです。
でも、ネット上のリンクは本当に便利!このままクリックしていただけたら、別の記事を読んでもいただける。
今月は、イギリスの航空会社、ヴァージンエアの「イギリスに行こう!」には、ウィズレーガーデンのことを書きました。ミテネ!さあて、明日からは星の王子さまミュージアムの斑冬の庭支度です。もう台風はこないで欲しいのですが。