はままつフラワーパーク/満開2
花博開幕後、二泊三日で過ごした、はままつフラワーパークから戻りました。
月曜と火曜は、お天気にも恵まれ、自分の施工デザインしている「スマイルガーデン」だけでなく、パークに植えられた1.300本(大きく成熟した木がほとんど!)総長1.6キロの桜並木と50万球のチューリップ、8万球のスイセンも身頃を迎えています。
満開になる前のチューリップは、色のグラデーションが美しい、私は却って満開になる前の景色が好き。
光の入り方で色調も変化するし、引き込まれる景色の美しさ。
直射日光も、黄色なら元気に反射してビタミンカラー。見るだけで元気がでます。
本日も、ボランティアで愛知県からアリスガーデンさんと地元のIさんが参加してくれました。
ここの花柄摘みは、終日しても、翌日、また次のがでてくる。でも、花殻は摘まないと景色が翳ってしまう。
角になる箇所は、踏まれたり蹴られたりして、まだ生長できていな苗を守るため、剪定枝でガードを作る。これも踏まれたら、ひとたまりもないけれど、少し立体感があるだけで、気づいてもらえるかと。ここが潰れて、どうしようかと見ている前で、乳母車がぐぐっとここを乗っかって過ぎて行った。ショートカットをしたいのは、人間の本能なのでしょうね。きっと。
まんなかに見えているのは、植物名の札、デザインのきれいなものですが、最初はあまり入れたくなかった。しかし、余りにも植物名を聞かれるので、方々にたくさん名札をさすこととなる。
作業中に何百回も聞かれる植物はだいたい決まってくるので、その花をマークして....。
しかし、名前を聞いて、メモするわけでなく「なんだか、覚えにくい名前ね」といって行ってしまう人も多い。100人中95人。でも、メモ片手の方も時々いらして、そうなると、ちゃんと説明したくなる。英国の庭では、植物名を聞くときはメモを用意するのはマナーなので、本気で園芸をする方なら、メモをわすれずに。これ、園芸店を回るときも、基本技ですわね。
ラナンキュラス・ラックスは誰もが「これは何?」と聞きたくなった花です。
後ろに写っているアリスガーデンの浅田さん、完全にパークの職員さん状態で、見学の方の対応も見事でした。ありがとうございました。
開園中の作業は、質問攻め、いろんな意見を聞くなど、肉体労働以外のサーヴィス業も加わるので、疲れることも多いですが、喜んで頂いたり、特に今回は「こんな庭を作ってくれてありがとう!」と、随分言っていただいた。これは、本当に嬉しく、疲れが吹き飛ぶ元気の素です。洋服のデザインをしていて、お店に立ちお客様の意見を聞くのも勉強になりますが、開園中の庭で見学の方とお話するのもプロとして、見せる庭を作る立場にはためになるの連続。アリスガーデンさんも「研修のつもり」と、スタッフさんを連れてきてくれたのでした。ありがたかったです。
桜は今暫く、開花してくれそうかな?来年はどう存続するかまだわからないけれども、私自身、一一生に2度のこの景色が見られないと思うと、立ち去り難く.... 。「消費税の値上がり前に、何で浜松―東京間の新幹線の回数券を買わなかったのか!!!」と、昨日悔やんでいました。もう、5〜6回通っていたけれども、毎週来たい!さ、今日でフラワーパーク、開幕から10万人の到達か!?昼前後は、道路が渋滞しますので、朝一番、8時の開園に合わせ着て頂くのがベストです。
夕方5時からは、夜桜見学のため、入場料が500円。これは、塚本理事長、須磨佳津江さんと三人で見た夜桜。夜は、ここでの飲食禁止(昼間はお弁当を広げられます)なので、静かな桜見物ができます。私は、上野公園みたいに、桜の下で大勢の人が陣取りしてお酒を飲んでいるのがちょっと苦手なので、これはありがたかったな。
このあともいろいろな花が咲きます。私は次は、4月24、25、26日にフラワーパークです。コンテナガーデンのコンテストの審査会もあって。このころには、次は藤やアリウム(200球)が咲いているはずです!
詳しくは、フラワーパークの職員さんたちのブログを見てみてくださいまし。