国バラまで1週間!
実際の開幕までは、まだ10日ほどありますが、5月7日の搬入までは、あと1週間!
付け焼き刃かもしれないけれども、もう少し大きくしたい宿根草などを、バイタル剤を入れて鉢増ししたり、拙宅の小さなコールドフレームに入れたりして、断末魔のあがき中です。
写真は、京成バラ園さんで、一昨日。現在、用意して頂いているバラの確認と、NHK BS 国バラの番組のVTRの収録をしてきました。プロフェッショナルの作るバラって、本当に凄い。びしっと完成度が高い。心底感心し、また、ご担当の鈴木さんからは、貴重なお話をたくさんいただき、本当にありがとうございました。
いろいろなことを教わりましたが、関東以西では、バラのステムは長めに維持する。これは、新しいアイデアでした。もっと短く切らなきゃいけないかなと迷いつつ、日当たりと風通しを考えるといつも、我が家の庭では、バラのステムは長めにしていたからです。
あ、じゃあ、それで、よかったんだ。と、ちょっと安堵。
今回の国バラを一緒にやっていただくグリーンギャラリーガーデンズの吉田さんと一緒に伺いました。目を閉じている写真でごめんなさい!でも、バラの長尺加減がわかります。
3m級のツルバラ、ご用意いただいて安堵。
あ、そういえば、思い出した。数日前に名無しさんから、こんな質問コメントを頂きました。国バラのパートナーを去年までの体制から、グリーンギャラリーガーデンズさんにお願いしたことを書いた記事のところで。
よするに他力本願とゆうことでしょ。だいたい3メートルぐらいの木をあなたは植えられますか?3メートル程度でもむりでしょうね。こんなひとが偉そうにしている業界自体が終わってるね(原文のまま)
他力本願ではないので、それは誤解だと思われますが、樹木は3mですと、ひとりで植えるのは、今の私には無理ですね。根鉢が20号程度までなど、自分で持ち上げられる株なら、自分で植えられます。大事なのは、要するに土の準備、地面を掘り土壌改良するのが大変なので、深く掘るなら、男手が必要です。でも、予算削減のため、自宅の庭ではかなりの木を自分で植えました。
ただし、普段の工事では、植樹は第三者が監督となって角度や向きを見ながら、植え手に指示を与える必要があるため、「もうちょっと右だ、左だ」という役目は私がさせて頂きます。また、造園現場では、それぞれの得意分野の職人さんが集まることが理想的だと思いますので、木を植えるのはそれが得意な方に頼んだほうが仕事がスムースです。一応、質問(?)に答えさせていただきました。
私は現場仕事はいいんです。大好きなので。植物に触るのが大好き!でも、お金を操るの苦手。銀行に行ったりするほか、お金に関わる心配事全般、また、ショウの後の後始末に関わること、植物の命のコントロールなど、煩雑なことが多すぎて、他の仕事との共存が限界だったので、そのストレスからは、今年から解放させてもらいました。でも、いろいろな意味で、来年私ができるかどうかは、やっぱり、わかりません。そろそろ定年退職の年齢ですもの。
そして、グリーンギャラリーさんで管理して頂いている国バラ出展用の植物のチェックへ。
うわー!!!もう、咲いちゃってる。最初のインプレションは「きれい!」よりも「わっ!困った!」でした。どうしようか。こんなに咲いてしまっていては、会期中保たないかも。心配。心配。この状態が、2週間後であれば良いのですが。寒ければなんとかなりそう。後は祈るばかり。
.....本当に、植物の開花調整は難しいです。国バラに出展するみんながみんな。このことで頭を悩ませ工夫し、労力を厭わないところが素晴しいのですが、自然の力には勝てないところもある。う〜ン、また、連休中なので、いろいろ社会の動きが鈍いので、手配も滞り勝ちで大変です。
これから暫く、心配なこと。頭の痛いことが連続します。
Gギャラリーさんに戻って、国バラ、グレース王妃に捧げる庭の正面パルテール花壇を作っています。大滝さんと一緒に。写真を撮ってくれているのが、吉田さん。楽しそうに作業してます。あーでもないこうでもないと悩みながらですが。このポーズで一日中でしたので、胃が痛くなります。私は逆流性胃腸炎で、かがむのが苦しい。
あまり、ポットお抜いてしまった植物を出したり入れたりしないほうが良いのですが、実際に入れてみないとわからないので、用意したポットの種類とも照らし合わせ、検討を繰り返す。
そろそろお茶にしましょうか? 気持ちの良い春の風に吹かれて。
出来上がってからなども上からチェック。しかし、実際は上から見られないかも?
真ん中は水盤になります。ハラハラドキドキ、9日の夜までにすべての材料がつつがなく揃って、あまり気温が高くなりませんように。でも、バラは、どうか、どうか、順調に咲きますように。
随時、グリーンギャラリーガーデンズさんでもフェースブックなどでアップ中です。