剪定開始!写真も撮ろう
だんだん、暑くなってきましたね〜。バラが咲き始め、そして散り始める頃、ヤブ蚊も出て来る。もう食われましたか〜? 私もすでに。
これからが、ちょっと正念場ですね。ただ気持ちがいいだけのガーデニングではなくなってきますね。でも、早朝は最高!
そして、やるべき事が、いっぱい!例えばの話、見るべき花もまだたくさんです!今日が満開の花なども、たくさんありますよね。とにかく、写真を撮っておく。これが、数年後にも良いリファレンスになります。
今年は、ペチュニアの撮影もあって数十もの寄せ植えを作っているので、その花殻摘みだけでも、大変です。でも、それは今の時期、本当にきれいに咲いてくれるので、満足度も高いです。毎度、講座でお話しますけれども、肥料多め。これが多花性の一年草のポイントです。質の良い肥料に限りますが。先日、その余った苗を、ルーフガーデンにも植えました。よく根を張るように発根促進剤に浸けてから。
もう来週は終わってるかも、みたいな。ただ今、私のルーフガーデンでは、セアノサス(カリフォルニア・ライラック)が満開です。
でも、デザイン上の理想よりも、樹高が高くなってきたので、今年は、花が終わり次第、ばっさりと剪定をしなくては....。思っても、それを、忘れないようにしないと...忘れる。
今の時期、花の盛りの直後に切り戻すと、いいこといろいろ、植物にはありますね。ネメシアのような、猛暑以外の常温で次から次へと花芽をつける植物は、もう一度開花のチャンスを与えることにもなりますし。
上の写真はままつフラワーパーク。このたび、はままつ花博は、入場者数が90万人になったそうです!本当に、嬉しいことです。花を見ようと、人が出かけてくれること...。嬉しいです。来週、6月5、6日でまた、はままつフラワーパークです。今期最後の作業です。
キンギョソウは、花の頂点の咲ききってしまう前が美しい。頂点近くまで咲いたら、これも切り戻し。わき芽の花が楽しめる可能性大。
カンパニュラ'涼姫’も丁度良い咲きっぷり。これが1週間遅くても、見応えが違ってきます。その時しかない。と、いうところに価値があります。
でも、そこがわかってないと、その本当の価値が見えてこないのでは?「今日はラッキーだった」花得しちゃった。そんな風に思えたら幸せです。
アリウム・ギガンチュームは、ピーク終わったでしょうか?写真は10日近く前のもの。
この写真はデーヴィッド・オースチンさんの庭。アリウムは、このままドライになる。ドライの姿が美しいけれども、関東以西では、梅雨で真っ黒になって溶けてしまう。イギリスでみるようなドライは難しい。
先日、箱根星の王子さまミュージアムに植えたのは、ガイラルディアの開花株。ガイラルディアのように、ひと夏ずっと咲いてくれる花は、あまり一瞬の美というのはないけれども、その分安心です。
花と対峙していて、いつも、思います。時期は今だけ。今、だから出来る事を、出来るだけ。しておこうと。花を見ること。意味も価値も多いにあると思います。花は、人を癒す存在だから。