ちょっと、気が早いかもしれませんが
関東地方、急に気温が下がって10月なみの温度だそうです。過ごしやすくてありがたいです。なので、この際、何かやっておきたいと思う次第。
お花に夢中になるところから始まった私の「ガーデニング熱」でしたが、あれから20年以上が経って、好きだと思うバラエティがたくさん増え、それぞれの魅力に惹かれるようになりましたが、秋冬が近づいて強く心惹かれるのが、トピアリーです。
(小林養樹園さんにて)
自宅では、様々な失敗があり、うっかり枯らしたり、ツゲでいうと、ひと夏で害虫にやられたり、刈り込みのタイミングを逸して 形がどうにもならなくなってしまったり。(汗)
それだけに、ほかの方が美しいトピアリーを作っている景色を見ると興奮するし、嬉しくてワクワクします。拍手!
今年の7月に英国ガーデンツアーで訪問したアイフォードマナーのガーデンリビングルーム。すばらしい!!!拝見して、大興奮でした。
アイデア、芸術性、ここまでくる忍耐と努力と技術と。また、自然条件がこれを邪魔しなかった幸運など。もうもう、すべてがすばらしい。
さて! 自分では、トピアリー。イケてないのですが、誰だって、植物をフォルムで捉えることはできます。星の王子さまミュージアムの冬は、花を咲かせ続けることは、かなり難しいのですが、樹木の樹形やアジサイなどの枝の多い灌木類も、乱れた枝を整理してそれなりに美しい形を作り上げる事はできます。
美しい枝ぶり。日本庭園の枝作りはすばらしいです。で....、日本庭園の場合は、不等辺三角形の美意識がありますが、西洋式の場合は、左右対称が基本です。樹木の剪定も、なるべく左右対称になるよう調えて行きます。
とりあえず、夏の間、暴れた枝葉の気になる灌木があれば、左右対称に切り調えておくと、庭が少しまともに見える。と、その作業を、今週、涼しいようですので、すこしやっておきたいと思います。自分の手の届く範囲で。ただし、9月は、スズメバチや毛虫など、まだまだおそろしい奴が庭にいる可能性があるので、くれぐれも要注意。昨日も一匹、部屋に入ってしまい焦りました。ジェット噴射のスズメバチ用スプレーを近くに配備して庭の作業です。
そして、庭を作るうえで、その基本形を作り上げるのが、ストラクチャー。
「花」は表層的な美を飾る部分であり、その芯になる構造(平面図からなる)デザインに加え、構造的な植物や樹木への興味を、自分なりに、見る目を肥やすこと。
美しい、緑と花の世界観。少し角度を変えると、いくらでも興味の尽きない世界ですね。
このところ、自分のカラダのファスティングに焦点があっていたんですが、庭も、若干、ファスティングというか、ちょっと、締めていきたいと思う次第です。まずは、何かを減らさないと、増やせないですから。