秋の Wollerton Old Hall Garden
先日、イギリス在住の白井法子さんから、秋の始まったウラートン・オールド・ホールの様子を知らせるメールを頂きました。写真は、ご主人の白井達也さん。写真が構築的ですばらしいので、こちらのブログへの掲載をお願いしました。スミマセン! このサイトのシステムで c マークが、自動的についてしまうのですが、本当は「c TATSUYA SHIRAI 」です。
この写真から、多くのことが学べます。大きな植木鉢に入っているのは、ノリウツギと白いペチュニア。夏の間、大小の白い花が、咲き誇っていたホワイトガーデン、双方の花は自然な感じでフワフワと咲いていますが、それを引き締めるのが、このボックス(西洋ツゲ)の刈り込みと四角いプール。際立つコントラストと色彩のリミットが洗練の極み。ここの庭のデザインをしている庭のオーナー、レスリーさんのセンスの良さときたら!
こちらは、6年ほど前に私が撮った写真です。同じ角度で撮った写真がなくて残念。もっと以前の写真は、すべてがポジフィルムかプリントで、デジタルになっていないので、なかなか使えず。スキャンするのもなかなか面倒でねー。
私は、初めてここを訪ねた20年近く前に、こちらのレスリーさんの庭とインテリアのセンスの良さに体が熱くなりました。本当にすばらしい。そして、優しい(お金もちの)ご主人。 ひゃー!羨ましい。
写真は、雑誌エクラの取材で訪ねた6年前に、久しぶりの再会をしたときのジェンキンス夫妻。この家はレスリーさんが子供時代に住んでいた親の所有する家だったものが、夫妻が家探しをしていた時に偶然、売りに出たとか。それをご主人がレスリーさんのために買い戻してくれたという歴史もあって、感動的です。私、今は若くはないお二人を見ていて、彼らの20〜30代のころの、素敵なロマンスをを想像してワクワクしていました。
イギリスの庭。やはり、これほどすばらしいものは、ほかの世界に、ないのではないかなあ。それは、やっぱり、そのひとの人間性、パーソナリティそのもの。そこに触れることが「究極の感動」という気がする。ただ美しく咲く花を見て、きれい〜!というのとは違う。