10月の星の王子さまミュージアム
高原である箱根仙石原、一足早い秋が訪れていますが、元気に咲く花にエネルギーをもらいます。ダリア黒蝶の人気の理由は、その名前や色彩的な魅力だけでなく、丈夫で繰り返し咲き性にすぐれた性質にもあります。7月の開花株が10月の今もずっとずっと咲き続けた。これは、M&Bフローラさんからの苗で、生育条件も優れた苗だったからかもしれないが(どの生産者さんから来た苗なのか。によっても同じ苗の生育は違うし)とにかく、今年の夏〜秋の星の王子さまミュージアムの一番人気の花でした。
あ、でも、もうひとつの人気が、ダリア’純情’。これも驚くほど、繰り返し何度も咲いたものです。さまざまなダリアの品種がその色や形で私たちを魅了しますが「丈夫で、良く咲く」のが、観光庭園の守り神。
同じ理由で、バラ’ラ・セビリアーナ’。これが10月の状態とは思えないほど、たっぷりのツボミをつけて「咲きまくる!」もちろん、土と肥料と剪定の成果もありますが、同じ条件で育つほかの品種は、ここまでは、咲いていない。以前、この花壇の中央部分にべつの品種を植えていて、その品種の生育がセビリアーナほどではなく、あまり花も咲かず、生育が悪く、どうしてもそこだけ「引っ込んで見える」ので、ある年の晩秋に、それを植え替え、前面は同じ品種だけに揃えたのでした。
ノリウツギ ミナヅキ。毎年、爆発的な花つきの良さでこれも人気。秋は、花がピンクになるのもすてきだ。
9月下旬頃からたくさんの花をつける皇帝ダリア。ハイブリットのガッツッァリア ローズ。
2m 以上の高さで咲くので見上げるようです。花色が珍しく濃いローズピンクで、一緒に咲いたジニアの赤ともうまく色があいました。10月9日の時点で、咲いていたジニアは全部抜き(まだしばらく花がつきますが、うどん粉病が増え始めるので苦渋の決断)
その足元には、白やピンクのコスモス。そして、去年からいた可愛い小花のガーデンマム。フランスの国旗に合わせ、色のテーマを大切にしている庭ですが、花色は赤系だけですと暗くなるので、白の花が、暗くなりがちな庭に、光を与えるのに欠かせません。良いコスモス。花が大きくで上を向く。
秋の日は、つるべ落としのごとく。すぐに暗くなってしまいますが、実はこのプリペット、レモンライムのフォリッジの下にライトを仕込む。ノーベル賞も取ったLEDライトのおかげで、ここに熱が籠ることはありません。植物とライトがつくるこれも、秋の庭の眺めです。
いつも当ブログにたくさんの嬉しいコメントありがとうございます。先日、どうしたら、ブログが続くのかとご質問をいただきました。ダイエットも、エクササイズもそうなんですが、人間、習慣が身につくと、それをしないではいられなくなる。なんでも40日、毎日それを続けてみると、習慣になってその後を続けることができるようになるそうです。ま、よっぽどいやなことでなければ。40日頑張ってみて、それ以上続けられないなら、よっぽど合っていないのでしょう。私は今、8月のファスティング以来、筋トレが続いているのですが、これも習慣になってしまいました。最初の40日は、努力ですが。