秋植え球根!
いよいよ大詰め、来週、10月24、25、26、27日に、群馬県中之条町、花の駅「美野原」にチューリップをはじめとする秋植え球根、15000球を植えに行きます。
球根と一年草、宿根草の混植なのですが、テーマはずばり「グラデーション植栽」
もちろん、大勢の方に手伝っていただくのですが、これまでの球根セレクトが、また大仕事で。8月からスタートしたのですが、思ったものが簡単に入らないことも多く、代替え品でちょっとづつ変化球でした。
結局、庭を作る際、どの植物をどのように入手できるのか。と、いうことも、高いハードルだなといつも思います。
ひとことでチューリップといっても、
早生種
DE ダブルアーリー 4月上・2^30CM 低い香りあり葉が横に広がる特徴
SE フォステリアナ 4月上〜中旬・40~60cm
K カフマニア
中性種
T トライアンフ 4月上・中旬頃〜 一重早咲き系×一重晩咲き系の交雑系統。 花被片大形で幅広く、草丈高
DH ダーウィン・ハイブリット 60~70cm 最も大きい花豪華丈夫G
晩生種
FR ギザギザフリンジ 40~50cm 花びらに緑の線花持ち良し
V ヴィリディフローラ
P パーロット フリフリ咲き 50~60cm
SL シングルレイト 40~50cm 大輪豪華
L リリー咲き 40~55cm 花びら細長く外に返り咲く
上記、埋まってないので、知りたいかたは、ぜひ、調べてみてください。伝えたいのは、これほどに、さまざまな属性があるということ。早生種のほうが、暖地では、花が長く楽しめるからいいなあと、個人的見解(気温が急に上がるすぐに散ることもあるので)...もありますが、晩生種は背が大きくなったり、大輪もある傾向。この色がいいとか、形がいいとか、そういう選び方もありますが、まずは、属性からセレクトしないと、庭の景色は想定内で作りにくいです。
なので、これらの属性を、ほとんどすべてを混ぜて1万球以上。を、複雑に色まぜするのは、まるでパズル。それで、結局、思った通りに咲くとも限らないので、嗚呼!
来年の4月をハラハラしながら待つ事になりそうです。
この子は、どんな顔して、背の高さで、何時咲くんだい?全部覚えられるわけもないので、図面上も入れたり出したり。
直線に植えるのではなく、ランダムに見える奇数乱数のような配置を、当日お手伝いくださるみなさまに説明するのに、どこまで、私は、ちゃんとした指定図面と絵画的完成形の説明ができるのか。
開花した状態の絵柄は、今は私の頭のなかにしかないわけで。何をするんだか、どうしたいのだか、みなさまにしっかりと伝わるように、あれこれ、「お伝え作戦」も練り中。球根の向きはすべて揃えるのですが、ウラオモテ、しかし、それでいて、ランダムに見せるには、三角の連続を繋げるジグザク配置をして行きます。
この写真は、オランダのキューケンホフです。グラデーション植栽とは結果的にこのような感じに色を混ぜながら変化させて行く方法なのですが、咲く時期以外に、高さや花の形など、これまた、その組み合わせは容易ではありません。
だいたい株間20センチで行くつもりなんですが。
春に結果がでるまでは、やはり、今から、ドキドキしています。
瀑忙状態で、ブログ更新が遅れ気味でかたじけないのですが、風邪も治って体調は良好なので、是非、ご心配なく!いつも、見に来てくださり、ありがとうございます!