耐寒性&耐暑性
先日、園芸ガイド編集部主宰のガーデンコンテストで、同じ審査員をご一緒した上野砂由紀ちゃんと...、実はこんなにじっくりとお話ができたのは、はじめてだったのですが、やはり、北海道のガーデニング、耐寒性のない多年草は育てられないので、北海道で栽培可能な植物の可能性について、実に真摯に向き合っておられる姿に、とても感銘を受けました。
逆に、夏の暑さが半端じゃない地域に住むガーデナー。一種、北のガーデナーに対して南のガーデナーは、どんな植物を善しとするか。これにも、微妙な地域差があり、一概にいえない条件があるのだとも思うのですが、どんな植物がいいのか。自分なりの答えを持っていると少し楽だと思います。
私の地域では、この夏は、サンパラソルだったなあ。夏中、いっつも花が咲いていて、ストレス・レスに楽しめた。いつもいつも、毎日花を眺めることができて「いいなあ」と、自宅の窓越しに眺めて、どれだけ心が癒されたことか。逆に、夏に弱い植物で無惨な姿になってしまったのを見て、自分も一緒になってめげてしまったり...。(一番上の写真は、そのサンパラソル。マンデビラの園芸品種ですね)
そのサンパラソルのコンテナが先日の台風でひっくり返って。だいぶ土がこぼれたけれども、2年も植わりっぱなしだったので良く根が張ってダメージは少なかった。ここ数日は、涼しいけれども、今もまだまだ全開で満開中。私は、この白い花に、飽きない。
今週末から中之条の公園に植える植物は、耐寒性第一。バーバスカムはどこまで大丈夫だろうか。
これも品種によるのですよね。このバーバスカム・サザンチャーム。ちょっとトライしてみようと思います。
写真ははままつフラワーパークに今年の早春に植えたもの。浜松は、暖地なので、夏越しは厳しいので宿根草にはならないとおもうけれども、秋植えして春に精一杯楽しむ前提で、楽しむことはできます。
ジキタリスとか、2年草なども、秋植えして春に大きくなるのを楽しむ植物は一杯ありますね。
夏越ししないから育てない。という考え方もありますが。
夏越しはできないけれども、秋植えで大きく育てて、春に精一杯楽しむ。
どっちも、そのひとなりの楽しみ方だと思います。
ま、私の場合は、一回は試してみないことには気が済まないのです。
この写真も、この春の「はままつフラワーパーク」です。レーマニア・エラータ。関東以西なら、こぼれ種でも増えます(土や太陽の条件次第ですが)でも、寒さには、強いとは言えない。東京や、はままつなら冬越しできるはずですが。
さて...、どこの地域でも、同じようには育たないから、植物は魅力的なんですよね。そのひとなりの開発や気づきやアイデアや、その場所ならではの栽培条件。だからいつまでも、花育てに飽きません。