NHKカルチャー 青山教室にて
先日の「かれんスタイル」の ページでは、またまた、素敵なコメントをいただきまして、とってもとっても、嬉しかったです。ありがとうございました。今、朝日や夕日に、紅葉した樹木が映えて素晴らしいですね。
さて。
そもそも、私のブログを見に来て下さるかたは、美術館を訪ねたり、観劇、バレエ、もちろん、お花やガーデンの見学を愛する方が多いと思います。なので「一年どころか、この5年間で、一度も美術館に行ってない」というタイプの方々ではないので、イギリスでハドスペンガーデンの輝く時代を作ったガーデナー、ノリ・ポープさんのおっしゃる、「ガーデニングとは、暮らしにおける美学の表現である」と、いう台詞に触れたときも「そうだ、そうだ!」と、共感、ご理解いただけるかと思うのです。
が、たとえば「家も庭も、美学の表現」などと公の場で言ってしまうと、反感を買いかねないお国柄だよなあ。と、わたしは恐れています。物事の一面や表面だけを受け止め、自分の価値観にあわせようとするとひずみの出かねないことって一杯ありますね。
ノリさんも、彼のガーデニングの名著のなかで、「この本は、植物を育てるために肥料をどの程度与えるとか、そんな話には一切言及しない。ガーデニングとは、暮らしにおける美学の表現であって..と続きます。ノリさんは、世の中に存在しなかった植物のブリーダーでもあり、植物栽培の知識は素晴らしいものでしたが、そういう話題はあまり好まなかったように思います。
桐島かれんさんの美意識は素晴らしくて、私も、それについては、いろいろお話してみたい。と、思うのですが。....かれんさんは、私の友人の親友でもあるので、先日も、3時間近く女子会をした際。あれぇ?何を話してたんだっけ。断食の話で盛り上がったのは覚えてるけれども。だめねえ私。...やっぱり、難しいですね。
それで、自慢話にならないように、誰もついてこれなくなっちゃわないように、解りやすく、自分の信念を語る。って、いや、難しい。だから、イギリスの方々はこう言っている。とか、私が共感を覚えた言葉を掲げてみると、少しわかりやすくて、参考になるかなと。現在アップしているヴァージンエアの「イギリスに行こう」にも、イギリスの方々の発言をお借りしていますが。
そんなことで、今回は、ちょっと実験的に、暮らしの話を中心に、実は「自分を捜しながら、行きて行く」。というようなことを根底のテーマに講演会をすることになりました。実は、こんな話題をして欲しいと、私を指名してくれたNHKの方も、なかなかやるなあ、と。
来年、1月28日に開催のNHKのカルチャー教室、「素敵な暮らし」のお知らせです。
お申し込みは、こちらの「NHKカルチャー」サイトからできます。よろしくお願いいたします。