冬の寄せ植え
12月に入って、気温がぐっと下がりました。北国はもう、雪だそうですが、関東以西で冬の寄せ植えを作るには、最後の最盛期ですね。今、関東以西の園芸店に、それはもう!さまざまな品種の冬苗が出そろっています。今年はまた、パンジーヴィオラの新種の面白いこと!
上の写真は、去年の11月に作った放ったらかし球根の寄せ植えに、又、新たなヴィオラを植えたものです。 去年のパンジーが植わっていた場所には、球根が無いのは、わかっていますから、そこだけ、掘り起こして、新たなヴィオラを植えました。野性的な自然の庭。みたいなコンテナですが、ここからまた春には、アネモネとかムスカリとかいろいろ咲いてくることでしょう。楽しみ!
こちらは来年の園芸ガイド秋号のために作った寄せ植えの部分。とにかく、このような微妙な色のヴィオラを見つけると、カァ〜っとなって、どうにかしたくなってしまいます。遠目にみると冴えないかもしれない寄せ植えになりがちですが。
気温が下がると、宿根草や一年草も紅葉する品種があります。これは、葉の香りが素晴しいゼラニウム レッドロビン 地下茎で増えたり、こぼれ種でもよく増えると伺いましたが、私は。今年、初めて育てる。
新しい寄せ植えを作るために古い植木鉢を解体しますが、台所洗剤を使ってよく洗うこと。非常に肝心な作業です。植木鉢の内側に、害虫の卵や病害菌がいる可能性大。面倒ですが、これをやると、新たな寄植えを作る上でも、気分がいいです。
これまで植わっていた夏の寄せ植えを解体すると古い根っこや枯れ葉が混じります。それをザルで漉す。
ザラザラ振っていると、根っこが浮き出て来ますから。それを手でいちいちトル。うひゃー!っとなるのは、ここに時々、コガネムシの幼虫がいることあり。そういうとき、そんな土はすぐに使わないほうが良い。卵がいる可能性が高いからです。私は、古土は、冬の間、不織布の袋に入れてトレーに敷き、放置します。霜に当て、太陽に当て。
ただし、緊急の最終手段、害虫対策の草間先生に伺うと、オルトランDXがコガネムシ対策の薬だとのことです。
適切な少量を使うことで、被害を最小限に留める手もあり。オーガニックガーデナーは、共存の道を探る。
先日から何万球もの球根を植えたので、いちいち皮を剥いたりできなかったのですが、数は少ないならしっかり皮を剥いた方が、発芽がスムースです。お腹のでっぱりの向きも揃えてね。
根っこが混んでしまったギボウシの株分けを。イギリス式としては、フォークを2本使ってざっくりと挿し、それを左右に開いて分ける。これだと、根っこのダメージが少なく済みます。この株は、Hosta Sum & substans あれ?スペル怪しいよ。Hosta 'Sum and Substance' が正解でしたね。
いや〜しかし、日暮れが早いですね。4時になったら片付けをしないと、庭にハサミやシャベルを忘れてしまいそうですね。