クリスマスのロンドン休業情報
今日はクリスマス。ロンドンの街は、旅行者が、世界でもっとも地味な感じでクリスマスを過ごすんじゃないかと思ってしまいます。それも、案外のんびりできて悪くないのですが、情報は、きっとあったほうが良い。
でもそれ、なかなか詳しいことがわからなかったので、やっぱり、書こうと思います。
今回の旅行を決めた時から、もっとも知りたかったのが、ロンドンのクリスマスの休業情報。公共機関(交通・美術館など)、お店の休業情報でした。住んでいたときは、数日前から準備して、クリスマス前後は立て篭りの準備をしたり、隣りの家のクリスマスパーティに呼ばれるのが大イベントだったりしたのですが、旅行者は.....、やっぱり困る。
インターネットで調べたのですが、いまひとつ、はっきりしなかった。それで、また、いつかクリスマス時期に旅行を計画する方々のために役にたつ情報を書いておきたいと思います。
まったく動かない、または、休みとなるのは....。
公共交通手段 :25日と新年1日 終日ストップ
その前後の日程も休日運転となり、本数が減る場合あり。この日に残された唯一の移動手段のタクシーは激減する上に、料金は2倍となるので注意。
ちなみに、私は、友人の紹介の信頼できるミニキャブ(公認タクシーではない)で、空港ーホテル間を予約。クリスマス、ニューイヤーズディのミニキャブは2倍ではないが、1〜2割増しで営業(その人によるので事前に確認を)。
ちなみに驚いたのは、ヒースロー空港と市内ホテルの往復で、タクシーで、だいたい70〜80ポンド(今のポンドのレートで、¥16.000ー程度)びっくり、昔は25ポンドだったのが、40になり、60になり、今は80か!でも、ヒースローエクスプレスも市内片道25ポンド、二人で乗ると50ポンドなので、やはり、なんだかんだで同じか。
ミニキャブは、日本からもネットで探してネット予約ができる。メジャーなミニキャブを選んで予約したりしていましたが。どの道、25日と1月1日発着は、避けて大吉。でも、私はこの旅の決心のついたのが遅かったので、飛行機の切符がとれず、1月1日にロンドンを出発。それには、ミニキャブを早くから予約するか、パディトン駅近くのホテルに宿をとり、本数の減るヒースローエクスプレスに乗れるようにするか。
いやもう...、しかし、ロンドンの物価高は、天井知らずですね。ポンドが暴落でもしないかぎり、もう個人でイギリスに。当分来られないかもと思ってしまいます。
来年のツアーをフランスにしなくちゃ、とは、勘が働いていたので、やっぱり、勘を大事に生きてこうと思う次第(笑)。ちなみに、私が連載していた「ヴァージンエアのイギリスに行こう!」は今月一杯、あと数日で閉鎖が決まっているので、そのほかの情報もコピペするなら今がチャンス。
美術館/博物館:24、25、26日休業
レストランは、22日ころから新年までずっと休む店も多い。が、25、26日は、休む店がほとんど。ホテルのレストラン以外は、開いていないが、それも、事前に予約しておいた方がベター。ちなみに私は、念のため、クリスマスでも開店しているチャイナタウンに歩いていける距離にホテルを探した。 しかし、後から、今宿泊しているキッチン付きのデザインホテルが取れたので、ホテルを引っ越し。
そこでまた問題。キッチン付きのホテルなら、飲み物食べ物を近くのスーパーで買ってストックすると良い。しかし、通常のデパ地下もスーパーも、クリスマス休業は当然のことながら、クリスマスイブも早じまい。
でも、後からわかったんですが、24日の営業、リージェンツストリートのTESCOは夜22時まで、ピカデリーのWHOLEFOODS は19時まで営業。これなら、とりあえずの食料を確保できますよね。それが調べきれなかったので、私は昼間のうちにタクシーで回ってデパ地下を制覇したんですが、ちょっと無駄な行動になってしまった。
26日 BOXINGDAY も美術館等はまだ休業中なのですが、デパートのセルフリッジ(〜9:00am)やハロッズ(~10:00am)、リバティ(~12:00)のセールがビッグイベントですね。最近とみに凄い人出なのでスリや置き引きに大注意ですが。
あとは、1月1日も似たような感じですが、公共交通機関は、1日の朝4:30まで動いて、あとは、ぴたっと止まる。
ユーロスターでさえも、25日は終日動かないのですから、徹底してます。
さて、私はといえば、今日はロンドン在住の友人の運転で、市内建築探訪の旅に行ってきます。帰国まであと、1週間、あっという間に終わってしまいそうですが....。
ザハハディドの設計したサーペンタイン、サックラーギャラリーのレストランTHE MAGAZIN のレストランも年内は、最終営業日の23日に行くことができました。最近はどこのレストランもモダンキュイジーヌ。健康的なメニューでありがたいことです。
なお、SHADE YOSHIYAのサイトでも、旅日記を綴っています。お時間があったら見てくださいませ。