快晴の中之条町「美野原」のパレットガーデン
やっと本日晴れて....。
光がないことには、花の色がでない。このことを如実に感じた三日間でした。
雨のなか、4千株の苗を植えてくださったのは、中之条町「花の会」のみなさま。
去年の秋から合計すると、1万球の球根と約1万株の花苗。
これが、去年の7月に下見に行ったときの様子です。これをみたときは無理だと思いました。
「あのう、用事を思いだしたので、帰ります」と、いいたかった。「できません」というべきか。「やりたい!」というモチベーションがないままに、進める仕事がうまくいくのかどうか。最初に、お願いしたこと。確実な土壌改良。まずは土壌と周囲の整備を約束してくださり、青いネットも会期中は撤収していただくことなどなど。そこに、バイオゴールドの元肥、有機肥料で半年かけて土の改良を。多くの方が協力してくださり、去年の秋に植えて、そして、今があります。
それにしても、なぜ青いネット!自然な葉っぱ色のダークグリーンのネットはないのだろうか!
米軍の使うネットを見たことがあるのですが、見事なカーキ色。迷彩色は自然のなかで本当に目立たない。
写真の角度がちょっと違いますが。
まさに、春のフラワーガーデン、これから、この春最高の様子を展開していくでしょう。まだ、最初の、早咲きのチューリップが咲いたばかり。桜も花びらさえ散っていなかったので。
華やかな黄色のイエローピューリッシマ。
早咲きのチューリップにおのずと黄色が多いことに気づいた次第です。
すぎに赤も多い。黒っぽいのや紫系は、少しあとになるでしょう。
でも、晴れてくると、たちまち色がでてくるのが、チューリップのおもしろいところです。
サーモン・ファン・アイク。すごくいい色。黄花のファンアイクと同じ、オランダの巨匠、アイク先生の名を冠したチューリップは形状が素直で美しい。品種によって茎が曲がりやすいチューリップもありますが、これは、姿が素直で良いです。
最終の拙著「庭の色」の校了が 4月16日!
拙著に、この庭のことが掲載できず残念ですが。
ぜひ、会期中に「美野原」へ!この目の前にある茶屋も、メニューが充実しておすすめです!