ライレローズから、スタート
自宅に戻れたので早速、最速の環境で写真をアップを。ところがすっかり長く書いたのに操作ミスで、消えちゃいました。ときどきやってしまう失敗です。でも、何を書いたのか忘れてしまって...。
さて、オールドローズの最盛期は過ぎていましたが、見事な仕立てが素晴しいベルエポックのライレローズ。オールドローズを見るなら6月初旬まで。10日までだったでしょうか?なかなか難しいですね。花のタイミング。でも、みるべきものは花だけではありません。この庭を作ったロザリアンのセンスと情熱。11000株、2900種のバラ。でも、それだけではない、このバラをどう活かしたか。それは、見始めたら一日あっても足らないですね。
景色を見て、個別のバラを見て、仕立てのディテールを見て。その忙しいことったら!
わーーーやっぱりきれい!ブラッシュノアゼット系が目立ちました。
剪定枝を使ったツルバラの仕立て止め。剪定し終わったツルの棘を取ったものを使っているのかと話題になっていましたが、これはマネをしたい技です。
ライレローズをあとに、サンドイッチを持って、やはりルノートルの設計によるソー公園へ。
庭のリカバリーのドキュメントがありそこにトピアリーのプロセスがありました。
参考になる!
トピアリーと花のコンビネーション。フランスならではの世界!
その後トワルドジュイ博物館へ。室内装飾の情熱に共感を。色使いすてき!
ヴェルサイユに戻り、まずは、最初にプチ・トリアノンの前まで、バスでそのまま直着!
通常は、ベルサイユの最初のエントランスから歩いて30分くらいかかりますので、無理を言ってバスで入っていただきました。(旅行社のほうに、交渉で、お金で解決していただきました)
少し朽ちかけたパーゴラに絡むツルバラ。ロマンティック。
王妃の寝室。最初はデュバリー伯爵夫人。その後、1777年から1789年までマリーアントワネットが使った部屋です。バラと花尽くし。
どこをみても、花尽くし。すてき!
一番下のお嬢さんは生き残ったのでしたっけ。末路を思うとドラマチックな強い印象を残す絵画です。
それにしても、重そうな頭部です。
王妃の村里。修復を繰り返し今はなんだか、テーマパークのようです。
ヴェルサイユの見応えは、オランジュリー前の庭とこのゆなパルテール花壇とトピアリーと噴水にあり。
今回は特別にルイ14世没後300年イベントでこのような催しも満載。私たちも夜から始まる宮廷風音楽イベントに見学に行きました。
やっぱりカプーア作品、素晴しい。圧倒的な力があって。現代美術と300年前のルノートル、素晴しいコンポジションです。