花のパリ
嬉しい共感のコメントをたくさんいただき、本当にありがとうございました。
どこの国へ行ったとしても、それぞれの魅力があるので、どこに行っても、素敵だし、嬉しいとは思うのですが、パリは実際、手強いです。来れば来るほどのめり込む。10回目よりも15回目のほうがずっとパリに夢中になっているような感じです。そして、そうなるほど何気ない日常で。うっとりとする時間が増えるのです。
けさ、借りているフォーブルサントノーレのアパルトマンを、一歩、外に出た瞬間、目の前を、たくさんのバラを抱えたかわいい女性たちが歩いて行きました。どこかのブティックに、これから飾るのかな。それとも、パーティのためにお屋敷に届けるのかな。いずれにしても、たいそうおしゃれな雰囲気のバラ(なんだか、一輪づつが凄いオーラ...)がエリゼ宮のほうへ向かって行きました。
例えば、こんな瞬間に立ち会うだけで、パリではなんだか、胸いっぱいに、幸せになってしまうのが、不思議です。
今借りているアパルトマンを一歩出た途端に目に入ってくるもの。それが、魂を震わせてくれるなんて、もうそれだけで苦労して来た甲斐があったというもの。
毎朝、7:30に開くパン屋さんまで、ノーメーク、朝シャンプー直後のサンダルばきで歩く途中に、スノビッシュな話題のホテル前で。
オテル・コストに併設されている [Roses Costes Dani ROSES] のバラが、新しくなっていました。
毎回、このバラが、素晴らしいのです。
あれ?あそこにいるのは、もしや、Dani さん?
バラのディスプレイは、数日ごとに変わります。今のアパルトマンは、1週間の契約なんですが、来た日から、もう3日もたったので、別のバラに変わったことに気づく。ああ〜、素敵!
と、いちいちのその美に触れ、心が震えるのでありました。
朝に引き続き。こんどは、夕方がまた、素晴らしくて。
日暮れ時の夜9時ころから、歩いてすぐのところにあるチュイルリー公園へ。
トワイライトの時間に見る花壇の花色。白いコスモスと黒っぽいケールの銅葉にオレンジのダリア。これが最高の組み合わせに見えました。
凱旋門の向こうに沈む夕日。あ〜〜〜!360度どこを見ても、素晴らしいです!!
実物をお見せしたいです。夏のパリにいらしたら夕刻はぜひチュイルリー公園から凱旋門、セーヌ沿いの散歩を!