野の花ガーデン の夏
この都度は、「野の花ガーデンFUKUSHIMA」 の夏の写真を、野の花マットの生産をしている仲田種苗の里美ちゃんが送ってくれました。
3年前にデザイン、施工をした「野の花ガーデンFUKUSHIMA」2年目の様子です。
野の花マットは何度かご紹介していますが、古来日本の自生種。とくに、関東武蔵野エリア基準の自生種の野の花を数種ミックスの苗マット。このマットを数枚庭に植えると、自生種の宿根草が毎年咲くようになります。地面の土をちゃんと調えることと、風通しや日当たりなどの園芸三拍子は必需ですが。
わ〜い。すてきに野の花が咲いています。オミナエシ、 オニユリ、カワラナデシコ、キキョウなど。
(上は、3年前)
(今年の様子)
青藤色、橙色、黄色、桃色。いろいろな色があるのに、調和がとれて。
拙著「庭の色」では、花の色の相対などについて延々詳しく書いていますが、園芸種ではない花たちって、本当に不思議。魔法のように、何色でも自然界で馴染むんです。
そして、なんて、清々しい色調でしょうか。
それから、ギボウシの小径。いい感じに生長して。嬉しい眺めです。
上の写真に対し、こちらは施工直後、3年前の秋。植えたばかりのアオダモを支える支柱がうるさいので、早く取れないかなと思っていました。
支柱が取れてすっきり!
この写真が日本の夏!
デザインした庭。その後、美しく管理していただき、本当に嬉しいかぎり。
そして、すてきな写真を送ってもらうことも喜び!
蝉が鳴いて草の匂いがいっぱい。
これからは、秋草も楽しみな季節がやってきますね。