9月の箱根 星の王子さまミュージアム
先日、火山の警戒が2に下がった箱根 星の王子さまミュージアムで、秋の草花の植え付け作業をしてきました。
気温が低く長く雨が続いたことで、駄目になってしまった植物も多く、これほどに!毎年の経験があるのにも関わらず「気候変動」というべきでしょうか? 今年は今年で、前代未聞の大雨。突然の高温と突然の低温で、今までの経験が、ノウハウが活かせない庭づくりとなっています。
普通のインパチェンスが長雨で溶けるなんて。しかし、写真にある、サンパチェンスは雨が続いても。元気に株を持たせてくれました。
葉の色がなかなかすてきです。
雨にも負けず、風にもまけず。元気だったのが、ダリア’黒蝶’。ダリアにもさまざまな品種がありますが、この黒蝶は、抜きん出て元気な気がします。6月から3ヶ月咲きっぱなし!
この花色が黒ではなく、赤いのは、光合成が足らなかったからだと思います。太陽の強い環境では花色はもっと黒くなるのに、ずっと雨が続いていて、久々の晴れで写真が撮れたから、このようにすっごく赤い。
もの凄く蔓延るほどに、元気なのがヘレニウム。
ベス・チャトーさんの庭で、選ばれる植物の条件のひとつに、「支柱の要らないトールプランツ」
1m近く伸びる植物で、例えばダリアやデルフィは支柱が必ず必要ですが、このヘレニウムみたいに。あるいは、オミナエシのような自生植物は、支柱なく、スック!と長身を誇るように支柱なく、誰にも頼らず立ち上がります。
依存しない生き方。
大人の生き方として、理想的!
支柱なくても、元気に立ち上がる植物。大好き!
ヘレニウムは、ちょっと微妙。でも、これ、日当たりと風通しのせいもあります。
屋上では、かなり頑張ってすっくと立っていましたが、この木漏れ日が駄目だったのかも。よれれ。
と倒れます。
雨が多いと倒れることも増えますし。
自立した生き方。植物へのまなざしとしても、ひとつのポイントとなりますね。