九重葛 大蒜葛 蘭は蘭
そろそろ、秋植え宿根草や、球根の準備が始まっているかと思います。
私も、夏から描いていた箱根や浜松、群馬 の庭の秋植えの構想を具体化に向けてイメージを巡らせています。しかし、毎回、新たな環境に出会うたびに、思うのは、土壌改良の大切さ。
植物は、環境にあっていれば、問題少なく育つけれども、日々の気温や雨量の予測できにくい現代において、あらかじめ、できることは、まずは、土壌改良!風通しの確保!
そのうえで、植物を選ぶこと。昨日のブログでさっそく、台湾の誠品書店のサイトを教えていただき、良さそうな本が見つかりました!ありがとうございました。
台湾でホワイトガーデンを作ってみたいなあと。思うのですが、それを作るには、その逆のことを別の場所でやればよい。派手でわかりやすいものと、シックで、ハイエンドなイメージのもの。
なので、引き続き。
まずは、育つ植物探し!と。
このツル性植物。人それぞれに、教えてくれた名前が、違ったので、いろいろなワードを入れてネット検索しましたら、最終的にわかったのが、「大蒜葛」ニンニクカズラでした。
繰り返し咲くと、あったので、この花の紫色に合わせて、ストラビランティスと白い花で世界を作るのはどうか。いろいろ考えるけれども、一番大切なのは地元の造園屋さんとの連携だ。彼らは英語を話さないので、只今、マンダリン語勉強スタート。
このブーゲンビリアのナーサーリーを見つけたとき、本当に千載一遇のチャンスで、何もない鬱蒼とした坂道からブーゲンビリアを載せた一台のトラックが降りてきて。
あ!きっと、この先になにかあるはず!と。ずんずん、ひとんちの敷地内に歩いていったらこれが見えた。
私たちは、総勢6人の日本人。全員マンダリン語は話せない。穏やかながら、何事かと、家からでてきた方に、とっさに、我等「庭園設計集団」と筆談で説明すると、はいはい。わかりました。という態度。
電話番号と屋号を聞いて、この植物を「九重葛(ジョウ・チョウン・ガゥー)」と呼ぶと、知る。
漢字で意味がわかる。これって、そのつど、嬉しくなる。
鉢花のことは、盆花というのかな。
でも、私たちは、花の名前。ほとんど、カタカナ表記なので、先日も、アンゲロニアを天使花と言われて、なるほどと思った話を書きましたが。ANGEL から天使と直結。マグアンプは、魔法のようによく効く肥料で、魔肥となるイメージでしょうか。音魂とイメージでなんとなくわかるおもしろさ。
それと、なんとなく、日本語の出来る方も少なくなくて。
今、旅先に台湾のブームが来ている。って、わかりますね。食べ物がすっごく美味しいし。
自由時間一切なしで、街を歩いてはいないのですが、リノベーションした古い建物やローバジェット・モダン。みたいな世界観がすてき。なにより、人間がのんびりしていていい。
蘭は蘭。私が、思わず「わあ〜きれい!」と、叫ぶと「きれいねえ」と、返事を返した地元の方。
心が通じて、嬉しかった。