秋の球根植え大会 募集させていただきます
秋植え球根、植え込みシーズンが始まりましたね!
写真は、中之条町「花の駅 美野原」の花のパレットガーデンに1万球の球根を植えた時のもの。
去年の秋、球根を植え終わったときの写真です。植えている最中は余裕がなく、写真を撮ることができませんでした。終わってやれやれ。ホッとしてからの写真ですが、1万球はどこに入ったのか。もう見えません。
地元、花の会の皆様や、群馬フラワーパーク、ほかに、栃木県からも、花植え上手の方々が集まってくださり一面のチューリップと花の景色が完成しました。
そして、春になるとそれが、実を、結ぶ?
あれ違うな。花を咲かせます。
この感動は、素晴しいもので、この庭仕事に関わる喜びのすべてが、ここに凝縮されるような感覚があります。
私が設計するチューリップ球根の花壇は、基本的に秋のパンジー類に始まって、チューリップの葉姿、開花、そしてメインのチューリップが終わってしまった後も、打ち上げ花火の順番後退のように、別の花が咲くバランスを考えています。
上の写真はチューリップの後のもの。
花壇全体を色相でつなぐようにしながら、ほかの種類の花も咲いて、それなりの見所を用意して行きます。
この写真では、チューリップの後に、リナリアや、キャットミントなどが咲いて花壇の植物の高低差に抑揚が出始めているところ。
見る角度にもよりますが、色調の変化は、水彩画のようなグラデーションになるように計算しています。
特に、黄色と白は、色というより、「光」と捉えて、木漏れ日のようなスポットライトが花壇のなかのどの位置に当たると景色がドラマチックに見えるのか。など。
肥料の入れ方も、ミルフィーユ植えなら、球根も、花苗もミルフィーユです。
これは、また、現場や、講演会などでお話したいと思います。
それから、花壇の球根とパンジーなどの花苗と後から咲かせる宿根草の配置は、三角フラクタル連続。
これを去年の秋に中之条町「花の駅 美野原」で説明会をしたときに、地元の花の会のみなさまがよく理解してくださり、後から、その時に手伝ってくださった地元の年配の男性からも、「説明がわかりやすくて、直線ではない自然風な球根の植え方のコツがよくわかった」と言っていただき、あのときは本当に嬉しかったです。
色彩の計画にも、視覚的な意味があり、絵画的遠近感の原理や人間の持つ生理的な感覚に沿った方式に植栽の色彩計画があります。
どんなチューリップも咲いたら、すてきですけれどもね。
さて、今年の秋も、10月26日、27日、28日の三日間。
(おもに、10月26日にオリエンテーションと作業、27日にほとんどの作業。28日はやり残したところの仕上げ)
で、群馬県中之条町で球根の植え付けを行います。ボランティアでお集まりいただくことになるのですが、昨年行ったように、植え方の講習会やデザインの説明や三角連続の植え方など、植栽講座を受けて頂いた後に、植栽開始となります
実はすでに、参加の方が決まっているのですが、あと、まだ、3〜4名様までの枠なのですが、ボランティアで参加したいとお考えの方は、
中之条町役場 農林課 農業係 で受付をさせていただいております。
役場で用意してくださる、お昼のお弁当の数の把握の事があるので、参加したいとお考えの方は以下までよろしくお願い申し上げます。
雨天に関わらず、決行いたしますので、申し訳ないのですが、雨具が必要です。
申込先の電話番号は
0279-75-8813
お申し込み時には
氏名・連絡先(携帯電話等)をお願いいたします。
すでに、予定数に達してしまった場合は、申し訳ありません。
役場は、土日は休み。お電話でのお申し込みは、月曜の朝からになります。
よろしくお願いいたします。