少しでも明るい世界を
お天気が良くない+日暮れが早い=光が欲しい。
どんなにパンジーが咲いてくれても、日暮れの早い今の時期は、庭の景色や花色を楽しめる時間が限られていますね。また、今日の東京ときたら、午後2時ころから暗くて。まるで、冬のロンドンのようでした。
先日の星の王子さまミュージアムの植え付けでは、今の時期から植えられる花が限られているせいもあり、むしろ、午後3時を過ぎると電飾のほうが効果的。
以前は、パンジーの植わる地際に電飾を「這わせるか、置く」などしていたのですが、今回、Q-GARDEN さんが花材で仕入れてくれた「枝もの」を地面に挿して小さな森のような状態を作り、その枝に、電飾コードをセットしてみましたら、立体的に浮き上がって、いい感じになりました。
電飾は、LEDですから、熱を帯びて植物が駄目になる心配はありませんが、やはり、地面に置いてあるのは、見栄えしにくい。白い枝は昼間見ても明るくてきれいですし、光が映えます。そしてここには、星の王子さまの象徴でもある★のオーナメントも下げました。
実はこの枝、最初は、宿根草を植えた「マーク」にと「装飾的な枝を挿しておきたい」というところから始まりました。エキナセア。夏はあんなに大きな株だったのに、冬は姿形が消えてしまい、どうも我慢ができない私たちは、そこにうっかり一年草の花を植えたくなってしまう傾向。それで、根っこをいじられすぎで消えてしまう宿根草あり。そこで、今年は「ここにいるよ!」のマークのつもりで枝を挿す事に。
それでどんどん挿していったら結局装飾になった。と言う事なんですが、冬の庭も、眺め楽しくお客様をお迎えする景色にするため。いろいろ努力中。の図でした。
でも、昨日今日と、気温が高くて、なんと蚊に刺されてしまった。今頃のヤブ蚊に刺されるとヒドい跡が残ります。そして、パンジーには、アブラムシ発生!気温が高く、雨が多いので、ナメクジも警戒警報。パンジーヴィオラは、あいつらの好物ですから。11月中旬過ぎてもヤブ蚊がでるなんて、油断のならない秋です。