庭のイマジネーション
秋は、ガーデナーにとって、一年のうちで一番の夢を描ける季節ではないでしょうか。
私はいよいよ、来週の月曜日から浜松フラワーパーク。今年最後の作業ですが、秋植えの宿根草と球根を植えにいきます。何度も計画を練り直し、考え考え。それでもすべてが思った通りにはいきませんが。
やはり、秋が一年で最もいろいろな可能性を考えることのできる季節!
だと、思うのです。
先日の鹿児島での講演会でも、温暖化の状況、夏は本当に厳しいですが、逆に、冬の季節は花が咲くようになりました。
なので、秋から春がガーデニングのベストシーズンなのだと、北国のガーデナーとは、ちょと違う感覚を持つようになりました。
さて、冒頭の写真は、1993年4月から定期購読をしてきた
GARDENS ILLUSTRATED のページの一コマです。
先週、2015年12月号が到着。相変わらず写真が美しくて、目の保養ですが。このページは、バックナンバーを見ていて見つけた気にいりページです。
ガーデニングとは、アーティスティックな楽しみに満ちたこと。のはずなのに、気候や住宅の条件の制約があって、思い通りにいかないと、アートな夢もしぼみがち。少なくとも、私の場合。
なので、そういう時は、この雑誌を手にとって、辞書を片手に、たどたどしくも訳しつつ。
夢を膨らませて。
この2週間ほどは、お天気の悪ことも多かったのですが、11月の晴れた日は、本当に素晴らしい光が。
この頃またつくづく思うのですが、スマホなどでも簡単に写真が撮れることもあり、うつろいやすい季節の花たち。やはり、写真を撮っておくことの大きな価値を感じます。
来年は浜松フラワーパークに美しく藤が咲く頃(5月の連休のあたり?)、多くの花たちが咲き誇る夢の景色を目指して、気合いを入れて植栽しようと。
一年中、綺麗で花が華やかな庭は難しいですが、春の数週間、見事な景色が生まれるように、頑張りがいがあるのは、まさに今!
と、つくづく思います。
さあ!がんばろ〜。