気合いの入った花育て!!!@台湾

台湾で見かけるフジに、美しいと感じられるものは...なく。
その点。(写真は朝、9時頃に撮ったのですが、とにかく、暗くて)
日本の塚本こなみ先生の作るフジは、やはり、ものすごいオーラがあるのでした。
台湾の方々は、あんなすごいフジを見たことないはず...。日本に来た方は、もちろん、それを見て感動するはず。
しかし、やはり、気温が。
日本よりも高いのですね。一ヶ月も早く咲きます。

だからこそ、今。(写真は世界一の大藤。@足利フラワーパーク)なんども思いますが、これはタダモノではない。そうして。
日本の桜をはじめ、見事な花の開花を見学に来る海外の方々(台湾の方も多い!)が増えているのですね。
このあいだの星の王子さまミュージアムでも、台湾からのツアー客の方達。
しきりに台湾にはない花の写真を撮っておられました。

(最近、桜もそうだし、大変な花の名所。日本にはいっぱいあるとほかのアジアの国々にはない花名所がいっぱいあること。あらためて、再認識)
植物の中には、育てていく過程と結果において生まれる美。があり、それは、植物と人間のコラボによって完成する芸術性が、きっと、ある。というようなことを感じますが、この上に、さらに、土地土地によって異なる天候も、関わってくるので、まだなんとも言えない。
私はね。イギリスでずっと見ていたような感動的な花の咲き方。
なんとか、日本でもできないか。と、この17年。ずっと試行錯誤してきました。
最近は、わかってきたこと。いろいろ、あります。
ところがまたまた!日本でできること。台湾ではできないことだらけ!
その逆を行くのもありですが...。
気候による差はもちろんありますが、やっぱり、どういう気合いの入れ方で咲かせるか。

これは大きい。です。だから、国バラは、その気合いを競うところあり。
特に、庭全体でなくても、
イチ個人の方が、バラ一株に込める緻密な情熱を拝見するだけでも、毎回、楽しみ。
そんな中、気持ちの込めよう。どこへ、フォーカス?
この春は、浜松、箱根。群馬はもちろん、フランスはマルメゾン(バラショウのテーマ)に飛んだり、台湾は陽明山に飛んだりで、かなり忙しいです。何れにしても、頑張って!
まだ見たことない景色に挑戦! なるべく誰にも、わかりやすく。
「わー!すごい」と、喜んでいただける庭に
したいと、願っています。