はままつフラワーパーク/こぼれ種&増えた宿根草
好きな花のこぼれ種。デザイン上。ここにいないほうが良いのだけれども。
と、思っても、抜くのは......。う〜〜〜〜ん。
この感情は、かれこれ、1992年からずっと抱えている自分のアンビバレンツです。
イギリスのガーデナーならもっとキッパリ整理するはず。しかし、デザインの完成度よりも、元気いっぱいに花を咲かせる元気な様子。
もちろん、最初に計画した大きなプランは、計画通りに進んでいますが、植物たちが気持ちよく生長するバランスのなかで、庭は成り立つものですが。いや、なかなか難しいですね。
はままつフラワーパークは、3年目の初夏を迎えましたが、いろいろな思い通りにいかなかったことや、もっとこうすればよかった。ああも、こうもと。すでに来年の春の.ことを...。
これだから、庭仕事は終わることがない。
ところで、私、このスカビオサ’ドラムスティック’が大好きで。
華やかなダリアや大きなアリウム・ギガンチュームは、人々の目を奪うけれども、個人的にはやっぱりこんな花が好きです。特にこの花普通に咲いている時も素敵ですが、花の終わりかけから、種になるまでのプロセスもかわいい。しかし、問題があるとすれば枝があっちやこっちに向かうので、散らかって見えてしまう。だから、形のはっきりした植物のそばに植えるのがポイント。
好きな植物。しかし、整った庭。これも、アンビバレンスになりますね。