バラと宿根草の季節到来!@星の王子さまミュージアム 2
東京の都心から、1時間半(東名高速御殿場インターからは15分ほど)のところにある、箱根仙石原。1時間半の距離なのに、花の開花は一ヶ月ほど違います。先週が満開。今日は6月17日ですから、東京では、5月10日すぎが満開でした。
植物を育てていくうえで、とても興味深い事柄として。
(写真は今日撮影、左上にTBSテレビのお天気カメラが見えていますが、できればこのバラ園を毎日みたいと願う吉谷です)
同じ植物でも、地域環境の違いから、違ってくる結果があります。
気温、湿度、日照、風の通る場所、蒸れる場所。ほかにもいろいろ。
その理想とする生育には、経験と知恵。そして、あくなき情熱。
それが、この初夏、まさに花をつけたという実感の1日でした。
庭の関係者一同、スタッフや肥料や土のメーカーさん。
たくさんの皆様のおかげで、ここまでこれた。
と、感無量。
勝手ながら、頑張ってきたことの成果を、今年、星の王子さまミュージアムで味わうことができたのでした。
それは、園芸技術や労力と、さらには、美しく咲く花を生かすデザインという点でも。
思ったように育たないことでは、デザインさえも成立しないのですが。
でもそれだけではない、園芸技術や労力と、さらには、美しく咲く花を生かすデザインに加えて、素晴らしい品種の苗を生産する生産者の方もすごく大切!(写真は、北海道の「コテージガーデン」さんから送ってもらったジニア。すごい元気ですてきな色形)
「すてきな苗が手に入る」ことと、それが「育つ」ことと「デザイン」これが合致して、庭ができる。
本日、お越し下さったお客さ様に人気沸騰したジニアは、ベナリースジャイアントのパープル。
花がとても大きく目立ちます。
この皇帝ダリア’ガッツァリア’も、改良されてまさに夏に輝く涼しげな太陽!
と、いうわけで、箱根仙石原の星の王子さまミュージアムはこのあとも、さまざまな宿根草が咲き、植栽のデザインにも、さまざまなヒントいっぱいです。
たくさんの植物にたっぷりの元気を分けてもらったのですが、今日、日向はかなり暑くて、若干熱中症になりそうだったので、早めに寝ます。(続く)