バラと宿根草の季節到来!@星の王子さまミュージアム 3
6月17日の星の王子さまミュージアムでは、ヘメロカリスが満開でした。
2〜3株だった苗がひとつの大きなカタマリ(マッス)になって咲くまでは、何年かかかりましたが
、イングリッシュガーデンの基本的な植栽のパターンとして、「マッス」花群で花の色や形の美しさをつなげていく植栽デザイン。ごちゃごちゃさせて見せないように、マッスの連続になるには、それぞれ、どの植物も健康的に育っていないと成り立ちません。そこがポイント。植物どうしのなかでも、この場所に合う合わない、勝ったり、負けたり、いろいろありました。
(私はだいたい、最初の段階から、3株で大きなひとつの一株に見えるように枝葉を組んで植え付けます)
ベロニカストラム・シビリカムも、大きく群生。シャープな「槍型」のフォルムの花が、周囲の点々と「ドット」で咲く花に対して、とても、際立ちます。「槍型」植物を入れる意識をしないと庭が大方「点々」だらけになってメリハリを失うことがあります。
ここでの槍型は、バーバスカム’ウエディング キャンドルズ’ 支柱なしですっと立ち上がるのが嬉しいです。
手前はペンステモン。
バラの庭は、特に「点々」だらけになりやすいので、ベロニカなどの槍型植物を意識的に植えます。
槍型の花穂なら、風通しや日差しも、バラに対し、あまり大きくは遮らないですむので。
王子さまの絵にもある、壁一面のつるバラもほぼ完成。
今日、明日は、お天気も安定でしょうか?
暑いかもしれませんが、花は元気に咲いてくれそうです。まだまだたくさんの蕾がついていましたから!