梅雨だから切り花にして...
アジサイ アナベル。たくさんの大きな花をつけて嬉しいのですが、雨に濡れると、どろーんと倒れてきます。倒れることを見越して、最初から支柱をしておくほうがよい花なのですが、まあ、うっかりすることも多いです。
先日、星の王子さまミュージアムでの作業の際も。前日の大雨でたくさんの花のいくつかがひどく倒れていたのをカット。これから咲くという風情の花がもったいなかったので、それを自宅に持ち帰り。
カットから3時間後。そのままペットボトルの水に挿して帰りましたが、予想通り、完全にしぼむ。思い切り斜めに切り戻してガスコンロで、切り口を火炙りに。かわいそうなようですが、そのままでは水揚げをしないので、炙ったあとに、深水に。そして、翌朝には、写真のように復活。
紫陽花の水揚げは、斜めに切った切り口の綿を取る。切り口を焼く、みょうばんにつけるなどいろいろありますが、今の時期、雨で倒れる前に、うまく水揚げをしてインテリアでたのしめるといいですね。雨の日々は、外にいる時間よりも、家のなかにいる時間が増えるので。
同じような理由で、頭の重たいリーガルリリーが重さに耐えかねボキっと。折れてしまいました。
基本的に庭の花は庭で鑑賞するのが好きですが、見る回数が増える方を選択するのも一つの手。
最初は風通しのよい台所に飾っていたのですが、食事の時にこの香りが...。あまり合わなくて。
寝室にもっていくと素晴らしい香りが充満。これが先週の金曜日からずっと咲いているのです。
ひとつの球根で毎年この時期10日間ほど楽しめます。実はぜんぶで7輪ほど咲いていましたが、徐々にカットして今4輪。
最後は国バラで使ったゼラニウム、最終日に、葉は黄変、花ゼロ、もう廃棄?の風情だった子が復活!の図。雨にあたりにくい軒下で。ゼラニウムは、東京あたりですと、秋から冬にかけてよく咲き、暖かな軒下で条件がよいと春〜初夏までずっと花が咲くので、素性のよい株を手に入れたら愛培。
この株も、大切に育てて次は秋の満開をめざしたいと思っています。