イギリスの庭めぐり
オックスフォードのPettifers Gardenを皮切りにスタートする、イングリッシュ・ガーデンの庭めぐり。
サマセットで話題のコンテンポラリィガーデンも行けば、レイトサマーのベスチャトーガーデンも行ってしまうという相変わらずの欲張り旅ですが、参加をお考えの方で、今回の訪問先、オックスフォード、コッツウォルズ、サマセット、南西イングランド(シシングハースト/グレートディクスター)、そして、東イングランド、ベスチャトーさんのコルチェスターまでの行程で、あまりひどく離れていない範囲で、見学してみたい庭があれば、現在、リクエストを募集中です。
たとえば、Pettifers Gardenは、21世紀最高のコンテンポラリィガーデンと言われたブロートングランジに近いので、そこも行くかどうか(以前のツアーで行きましたね)、もちろん、ウィッチフォードポタリーや、ヒドコート、キフツゲートほか。
私のツアーでは、一般客を受け入れていない「要アポイント」の庭を見て回るのが売りでもあるので、個人旅行では訪問しにくい庭にも行けるのが、アドバンス。個人庭などは、庭のオーナーとのコミュニケーションもできるのが楽しみです。
ベスチャトーさんには、いつもアポイントを取ってお会いするのを楽しみにしてきましたが、今回は、ご高齢のためご体調を案じてアポイントは無理に取らないでおきたいなどとも考えております。以前、彼女を追いかけて、予定になかったグレートディクスターまで大型バスで追いかけてしまったこともありましたね。とってもウエルカムで歓迎してくださったけれども今は、ちょっと違うような気がしています。
ああもしたいこうもできる、でもこれはしない。でも、その代わりにこれも!と、アイデアは尽きませんが。
日本から訪問し、1週間の旅の工程で、その中身をどこまで積めるか。濃くできるか。充実の内容にできるか。それはもう、3700箇所以上に上る公開庭園のうちから、選りすぐりの十箇所(以上を予定)を絞るには、かなり時間のかかることでした。とにかく、調べる調べる。
ガーデンツアーの開催は、さまざまな先生がなさっており、それぞれの先生の得意分野の切り口で訪問先が決定されますが、現地のコーディネーターさんのオススメ通りに回るツアーも少なくないと感じるのは、その訪問先を見てわかる気がしまう。有名なところしか行かないのは、ちょっと....。
有名も、有名でなくても、私が素晴らしいと思う庭を、両方見ていただき、そのうえで、それぞれの方々にあった庭を見つけていただくこと。そこにも価値があると思っております。
もちろん、わたしとて、うかうかしていると、現地コーディネーターさんや旅行社さんがオススメして決めてくれる訪問先をそのままトレースすることになってしまうこともあります。
もちろん、彼らもそうしたツアーのプロですし。良い場所を選んでお勧めくださっているには違いないのですが、彼らも知らない情報や、実際に彼らより、園芸やガーデンに詳しい自分にとっても、100%納得できる内容になるかどうか。
それについて調べるだけで、日々の仕事の締め切りの間(はざま)で日々半徹夜状態になりながら、今もなお、それを調べています。
今年で、「yoshiya presents、ガーデンツアー」は、最初のスタート以来、15年目ほどになるでしょうか。最初の年は、ツアーの方法そのものがわかっていなかったので、上手にできなかったかもしれないと反省があります。あまり美味しくもない団体客専用のレストランでお昼ご飯に長々と時間を取られてしまったりと、時間の使い方も、勿体なかった。わたしという人間性も、稚拙だったかと思われます。
もっとも効果的な時間の使い方には、だれよりも熱心な自分がツアーをプランするからには、独特のアプローチも必要と、お昼ご飯はランチのできる庭園を選んだり、芝生の上でサンドイッチでピクニック。など、だんごより、花!の旅です。
気になる庭がありましたら、コメント欄にでも、お寄せくださると嬉しいです。もちろん、限られた時間や旅程に組み込めるという保証はないのですが、ご意見だけはきっちりと伺っておきたいのです。
よろしくお願い申し上げます!!!