kolmikko for charity コルミッコ開始!
8月27日(土)渋谷区神宮前Shade YOSHIYA KEIKO にて、1日だけの、チャリティ・ニッティング・クラブを開催いたします。チャリティで作る編み物は、このコルミッコちゃん。
編み物クラブは、ロンドンでも大人気ですよね。東京でもブームの兆しか?
私、編み物は、大好きなのですが、いっつも時間がないとか、何が無いとか、余裕がなかったのですが。コルミッコに出会って以来、俄然やる気満々になっています。そして、今まで集めたたくさんの毛糸!これを役にたてようと!
「kolmikko(コルミッコ)」とは、遠い北の森に住んでいるトロール(妖精)のことです。
一年に一度クリスマスに、人々に幸せを届けに森からやってきます・・・。
そんな物語を背景に始まった「コルミッコ」プロジェクトは、チャリティーに賛同いただいた方々によるワークショップで編まれた手編みのコルミッコを、年末に「ハイアット リージェンシー 京都」のロビーおよびB1フロアにて展示・販売)するというもの。去年は海外の方々が多い京都ということもあってか、多くの方々にご賛同をいただき、大成功を収めました。
(北欧の の毛糸を使った今年すでに集まっているコルミッコ)
さまざまなかたちでプロジェクトに賛同いただいた方々の気持ちを東日本大震災で被害にあった東北に届けることができたと思います。私は友人の活動に少しは役立つかなとの立場ではあるのですが。
この東北を始めとする子どもたちの未来を支援するプロジェクトが立ち上がったのは2015年8月のこと。プロジェクトのメンバーのお一人である料理研究家の松田美智子さんが、自らも手編みで編みぐるみを作り、その「コルミッコ・プロジェクト」が、私にも伝染。
年に4度開催でずっと続いているご飯会仲間でもあり、尊敬もする松田さんにいたく共感したことから、なによりもこの「コルミッコがかわいくて!」、「私も作りたい!」となり、「作った作品が誰かを喜ばせるなら!」と、私も去年から参加させていただいてまいりました。
ただでさえいつもいっつも時間のない私ですが、去年は日本中を移動する飛行機や新幹線のなかでせっせと編みぐるみ三昧でした。(これですごく癒される〜)
写真3点は、私が作った作品、今はすでに、チャリティに活かされて、誰かのもとに買われていった子です。一番上が山繭のシルク。左はスウェーデン製のウール。そして、右側が、ハンドウィービングしたウール製で。詰め物のなかにポプリを入れていい香りに。
今回の開催は、すでに箱根のハイアットでニットカフェを開催。今回は、8月下旬ということで、一年でもっとも私に余裕のある時期(忙殺ではない時期)に、いよいよ私主催で開催できる運びとなりました!
時間は、8月27日(土)午後13:30から19:00ころまでの間自由参加。場所は、東京渋谷区神宮前の私の店。でも、お店が狭くて、椅子は10名様くらいしか座れませんが、みんなで融通をつけながら、ワイワイと編み物クラブ状態を。
チャリティの寄付先は「交易社団法人sweet treat311」が運営する「MORIUMIUS(モリウミアス)」。東日本大震災で被害にあった宮城県石巻市雄勝町をベースに活動する教育的複合体験施設です。
でも実は、このチャリティ活動をご理解頂かないと、難しい面もあります。なので少し細くご説明を。
まず、このコルミッコの材料(100%WOOLの毛糸、今回はノルウェーのウール)このコルミッコを作る材料費も労力も、そして、芸術センスも、すべては参加者負担と、なります。
私などは決して編み物がうまいわけではないのですが「ぶさかわ」という言葉があるくらいですから、それをよしとしています。(去年これをスタートしたときは、かぎ編みのやり方を忘れていました。それで、すごく変な編み方に)凝ってしまって、何本も、かぎ編み棒を買ってみましたが。
作るのが楽しくて。
でも、これ、可愛く、ある種の魅力がないと、誰も買ってくれません。すごくかわいくできていて初めて誰かがお金を出してくれます。
そして、それ、全額チャリティに行き。(一部運営費に回ることもありますが、スタッフは全員ボランティア参加)自分の経済の利益はゼロどころか、いろいろ準備で買ってみたり、交通費や送料が発生すれば、それも自己負担。
それでも、続くその原点は、「可愛い」と「笑顔」が嬉しくて。
場所や時間を提供させていただく私やお店の側でも、100%チャリティですが、なにが嬉しいといって、可愛いもの、すてきな笑顔をみなさんと共有するのが、本当に楽しいのです!
またさらに詳しいことは次回に続けて書かせていただきたいと思うのですが、まずは、8月27日土曜日に、吉谷主催で渋谷区でチャリティ編み物クラブがあること!かわいい作品を作って、どなたかに買っていただくには、どうしたらよいか。さまざまな試練もあって。それがまた、勉強になること!
午後から!私は終日お店におりますし、松田さんもいらっしゃいますので、憧れの松田さんに会える!というのも嬉しい!簡単なお茶とお菓子をご用意はしていますが、惜しいパン屋さんやちょっとおしゃれなカフェご飯なら近くのお店にふらっと行って帰って過ごしていただくことも可能です。
編み物がまったく苦手な方でも、コルミッコを買っていただくことでチャリティに参加できますので、どうぞ、遊びにきてください。もちろん、簡単な作り方は、アマチュアでにわか編み物好きがお教えします。使うのは、かぎ針と自然素材の毛糸に限ります。(作りにくいけれども、麻や綿や絹もありですが、ウールが一番ですね)あなたのタンスに眠っている素敵な色の自然素材毛糸があったら、それを活かしてみませんか?原価でのノルウェーから輸入した毛糸のキットも用意しています。
今までの活動は、こちら。https://ja-jp.facebook.com/kolmikkokk/
夏バージョンのコルミッコを松田美智子料理研究所で発見!(つづく)