9月のイングリッシュガーデンツアーと手芸と
9月は、グラス類の植物が美しくなる時期でしょうか。日本では、台風や大雨で倒れてしまいそうな植物が、夏の終わりにイギリスの庭で、いい感じで風に吹かれているところを見ると羨ましくて。真似をしたくなります。
新型の庭。いろいろ登場中ですが、今回、実は RHS ウィズレーガーデンに行くのも楽しみです。
Piet Oudlf さんのボーダーがあるし、フラワーショウも開催中。どんな9月を提案しているでしょうか。
調べても、調べても、きりがない。知りたいこと、たくさん。
でも、知らないで済ませられないので、ありとあらゆる資料からイギリスのツアーの可能性を探しています。とても時間がかかります。
それから、久ぶりのロンドンなので、短い滞在ですが、行きたい場所を絞って、探しています。
ルーフガーデンの美しいホテル。そこで朝食を食べるのも楽しみ。
ピンポイントで訪ねたいところ、絞って。
ロンドン、パリ、ニューヨーク。それぞれの都会で探すのは、手芸店。
リバティ・デパートの手芸コーナー。便利なところで基本の手芸用品が買えるので、John Lewi などと一緒に、 たいていは、行くのですが、本当は、かわいい路面店に行きたくも思います。それがだいたいちょっと外れたところにあります。
今回は、必ず行こうと思っているのが、
Camden Passage にある 毛糸専門店 Loop 。
http://www.loopknittingshop.com
ロンドンのニッティングブームはまだ当分続いていると聞いていますが、やはり、色彩センスが素晴らしい!
私はガーデニングと、手芸。どっちがなくても、生きていけないなあと思うのですが、もちろんイギリスは、ガーデニングの王国ですが、手芸の世界も細々とではあるけれども、センスのいい世界が生き延びている。そこにうっとりです。
さて!先日、お知らせしていた、チャリティ・ニット・カフェ。コルミッコのイベントまで、あと6日です。
ファッション・ブログのほうでは、コルミッコの作り方の最新版がダウンロードできるようにしてありますが、独創的に作るのも楽しいものです。
この時期、庭にでると、必ず蚊に食われるので、万全の装備をしないと外に出られないのですが、手芸ならちょっとした移動の最中とか、お昼休みに構えないでたのしめます。この週末の最新作(下)
これ以上リラックスできること、ほかになしという感じで。コルミッコ作り。
最近どこへ行くにも毛糸のセットを持ち歩いています。古い毛糸を出してきて、色を結んで繋げて色あわせをしたり。ここに写っているコルミッコは昨日完成したのですが、毛糸、実は、その上の写真。1986年にイギリスで買ったウール刺繍の残りの糸を集めて編んだもの。たまたま実家にこの毛糸がずっとしまってあったのを見つけて。なんて古い古い30年前のイギリスの毛糸で編みました。台風の日、窓に大雨が吹き付ける室内で。
色の感じが、やはり、ちょっとしたことで、今の日本では手に入らない感じです。(実はチャリティでは、このコルミッコ、各2000円で販売します。誰の手に渡るでしょうか)先日、絵の具のことを書きましたが、毛糸も、やはり、ヨーロッパには、かなり微妙な色だしあり。
なので次に、ロンドンに行ったら、また少し毛糸を買って。また、次の10年でも、楽しく編み物ができるとしあわせですが。
それにしてもこのところ、台風が次から次へとやってきて、植物たちがちょっとかわいそうな風情です。
成長の早い樹木は折れることも多し。なので、朝は5時に庭にでて、伸びすぎた枝葉を刈り込んで。と、でも、庭仕事はもう少し涼しくなってからの方が安全でしょうか。熱中症の心配。まだまだありますね。