イギリスから戻って...

おかげさまで、今夜9時。無事、東京の自宅に戻りました。
(写真は、さよならディナーで向かったレストランの帰り道に寄ってもらったビッグベン周辺。)
ヒースロー空港では、天候の関係で2時間ほど飛行機の離陸が遅れ、東京に着いた時は、もう、5時まえ。日の光はなく、夕方でした。乗り継ぎ便に乗れない方もあったので、とても心配です。ヒースローに向かう道も渋滞ひどく、まず、ロンドンの街を抜けるのにもひどい渋滞。

タクシー代もずいぶん値上がりして、今回は、80ポンドでした。昔は、25〜40ポンドでしたが、いろいろと値上がりの甚だしいロンドンです)
私も、週末前の東京の夜で、あきれるほどのひどい渋滞。自宅に帰るまで3時間以上もかかってしまいました。(早朝なら1時間で)はあ〜。つかれた。

(おしゃれで高級な住宅街。ピムリコにある花屋さん。店の外観のペイント色もすてき)

そうして、素敵な体験をするには、行く時も、帰ってからも、結構大変な思いをすることがありますが、そんな苦労をしただけの価値は、この旅の価値。絶対にあると思う。そんな素晴らしい経験をすることができました。周囲のみなさまに感謝です。
そして、いつもこちらのブログを見てくださる皆様、並びに、このたびは、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。
私よりも2日早くご帰国なさった皆様は、もう通常の生活に戻っていらっしゃるでしょうか。
感動の庭の数々を見学したその感動は一生忘れることがないと思いますが、それも、つい1週間前のこと。なのに、その記憶は、もうずいぶん遠くにあるような感じがします。
初日。ペティファー、ハイグローブ、ジェッカさん。
二日目。レディファームのジュディさん。サマセットのハウザー&ワース。RHSウィズレイ。
三日目。デレクジャーマンの庭、グレートディクスター、メリメンツ、シシングハースト。宿泊したカントリーハウスの庭。
四日目。ベスチャトーガーデンと、お孫さんのジュリアさん。そして、RHSハイドホール。
一応足を踏み入れた庭は、ぜんぶで、十三箇所。
その後の自由行動では、私は、一部の方々と、リージェンツパークとハイドパークと、バッキンガム宮殿。美術館は、RAトテートモダン。
これから、たくさん撮った写真を整理整頓して皆様に見ていただくことを目標にしております。

さて、久日の東京。ひどい渋滞でしたが、ロンドン市内は、以前に増して渋滞がひどかったです。
ロンドンでの渋滞は歩いて行くのとタクシーとで同じ位の時間で着くような、そんな感じもあったことです。ですから、市内の移動が前よりも大変になっていますね。
(渋滞のひどい中バスやタクシーのなかから撮った写真がいっぱい!)

(ウィズレー、トム・スチュアート・スミスのデザインしたグラスガーデン)
今回、訪ねたお庭に、空振りはなし。一つ一つ、尋ねたお庭はすべて素晴らしかった。
欲をいえば、それぞれでもっと、ゆっくり過ごしたかった。
と、みなさま、お思いになっとでしょう。私も同じ。
今回のご参加くださったメンバーの好きだった庭も伺いました。それも含め、人気の高かった庭のご紹介も今後、ゆっくりと!
ちょっと大変ですが、その、ひとつひとつをまた、リポートの再編成をしていくのも、今後の課題です。
それと、初めて尋ねたバッキンガム宮殿ではもう驚くばかり。すばらしいものを見て感動すると、そこのお土産売り場で買い物パワーが盛り上がってしまう仕組みをうまく利用されて、
そのまた翌日に尋ねたロイヤルアカデミーでのデビット・ホックニー展、展覧会場で感涙止まらず......。ホックニーの本と、オリジナルのおみやげを爆買いしてしまい、バッグ一個増えて。
そのまた翌日には,テートモダンへ。憧れだった、オキーフの人生に、気持ちを重ねることができました。想像上のトレースとでも言うのでしょうか。

作品が意外にも、小さかったので、それにも驚きました。
(ポスターは大きかったです)
ロンドン、やはり、洗練の美しいもの。文化の頂点。いろいろたくさんありすぎて、2〜3日では、とてもじゃないけれども、堪能などできませんが。また、すこしづつ、新たに得た知識やインスピレーション、すこしづつ、ご紹介していきたく思います。

なかでも、インテリア・デザインのインスピーレーション、毎回、刺激的なホテルの自力取材で。ホテル選びだけでも、数日をかけて厳選する最終決定のホテルがここ。

(写真は延泊で二泊したピカデリー・サーカスにあるホテルのルーフガーデン。ここで、朝食を過ごしたくて、数あるなかから選びました。夕方にくると、仕事帰りのロンドナーでごった返し、写真は撮れません。セレブも多く泊まるホテルなので写真撮影は結構ストリクト。シャッター音のしない設定など、人のいない場所や時間を狙って、かなり気を使います。)

シンプルモダンなデザインには、飽きているし、そんなの誰にでもできると思うので、ここがビジネスでも成功している理由のひとつは、やっぱり、デザイン。
(つづく)