国際バラとガーデニングショウ/来年は
1999年に始まり、今まで、第一回目から、休まず18年間続けてきた、国際バラとガーデニング・ショウのデザイナーズ・ガーデンの展示。
来年の国バラ 私は、出場しないことになりました。
今までの18年間、九州や北海道から、日本中、遠方から近所から、バラショウのために、わざわざ時間を割いて西武ドームまでおいでくださっていたみなさまには、心からの感謝を申し上げます。
(河合さんに捧げていただいた、ベルベティ・トワイライトも、ここで生まれ以降毎年登場してくれました。)
さて、来年度の第19回 国際バラとガーデニング・ショウは、今までとは、まったく違った内容になるようです。
実際の企画を伺うと、いわゆるイングリッシュガーデンの考え方を基本とする「バラや宿根草による、生きた植物の植栽の美の庭/The art of planting 」という考え方は望まれていない傾向なのかな。というのが私の、来年の企画への印象です。
要は、今までに私たちが作ってきたような、根っこのある、バラや宿根草を中心にしたドリーム・ガーデンではなく、バラは、切り花、生花を中心にしたり、オブジェにするとか。なにか。今までとは別の形の表現方法になるような感じでしょうか。
変革は常に必要。
ガラリと変わるバラショウ。というのも、楽しみでもあります。
それはそれで素敵だったら嬉しいし、自分が目指す方向とは、今後の国バラが違ってくるなら、まあ、それも......It's not my cup of tea. として、私は私で、自分の行きたい方向へ、望むように行けば良いと思っています。
日々、ショウの開催中も、根っこのある花たちに声をかけながら、生きた花こそが主人公で頑張ってもらったフラワーショウですが、私としては本当は、青空の下で、育ちながら、自然光や風を浴びて輝く庭が本来のものだと思います。
今後も花のイベントを開催するにしても、屋外の景色を基本にした、別のスタイルを誕生させられたらいいなあ。と。
さて、来年2017年は、群馬県中之条町「花の駅」で私がデザインする大型の新たな庭が誕生。はままつフラワーパークでは、フラワーフェスタ2017が3月中旬からスタート(温室展示と150mのボーダーガーデン藤との競演)。北海道の銀河庭園では、ゴールデンウイークから始まる新しい庭、秋には、全国緑化祭が、私の隣町、八王子で開催されます。(ここでは、地植えの本物のNEW GARDEN を作ります!)ほか、さまざまなイベントが計画されていますので、ぜひそちらも乞うご期待!よろしくお願い申し上げます! あ、そうだ。私のお店が渋谷区の住宅街にこの春登場予定ですが、こんどは、庭も作ります。
また、これからは、5月の数週間が自由になるので、イギリスや旅行にも行けそうです! と、いって、すでに7月のイギリスツアーが決まってしまっているので、今からは動かせないのですが。イギリスツアーも、ピエト・アウドルフ氏のデザインした庭ほか、盛りだくさんに回る計画です!
そして、いつも、こちらのサイトを見に来てくださり、本当に、ありがとうございます!!!