冬のヨーロッパみたいに@星の王子さまミュージアム
先日、星の王子さまミュージアムの庭。今年最後の冬の作業の仕上げに行ってきました。
その前に関東では、11月としては本当に珍しい大雪が降り、花首を上げていたパンジーたちもそのまま地べたにペッタンコ。少しは色彩を感じさせてくれるものの、景色に色のない状態になってきました。
それだけに、建築や構造物がとても印象に残って、光の移ろいに素敵な瞬間があります。
落葉も終わって景色がむき出しになるので、庭の全体の景色が見えるようになってきます。冬の教会。本当に冬のヨーロッパのような雰囲気です。ここは、夏の間、まったく日が当たらないのですが、3年ほど植えっぱなしの寄せ植えが形を保っています。
冬も葉を残すコニファー類のほか、宿根草や一年草も、色調が暗いので、寄せ植えにもクリスマスオーナメントを足して行きます。
フランスの町並みを再現したショウウインドウのなか。よく見るとかわいい仕掛けがいっぱい!私、星の王子さまの映画にもでてきたこのキツネが大好きで!
さて、今の時期4時を過ぎると夕刻です。遅ればせながら、イルミネーションを増やしています。これも、ガーデナーの仕事。女子チームで一斉にイルミネーションをつけるのですが、これ、結構時間がかかります。
細かい飾りを庭のあちらこちらに。
バラのアーチは格好のカスケード型イルミネーションの設置箇所です。
まっくらになっても作業を続けながら...。う〜ん。これ、昼間見たら、イルミネーションのコードが嫌な感じでめだたなければ良いのだが、と、みんなで心配しながら進めました。
アジサイ’アナベル’、春になれば地際で切り戻してしまうのですが、その前には。イルミネーションの構造物として活躍。LEDがこの世に登場して、植物への負担も減ったのだろうかと、いつも心配になりますが。
これからクリスマス。大人も楽しめる、冬のヨーロッパの雰囲気をぜひ楽しみにいらしてくださいね!
そして、5時から10分おきに、フランス庭園にて、スターリーナイトも上演中、6時の閉園まで、冬らしさを味わったあと、仙石原の温泉に直行できたら最高ですが!
さて、星の王子さまミュージアムは年中無休で開園していますが、来季への助走も兼ねた休園のお知らせです。
2017年1月10日(火)〜1月12日(木) 3日間
私の公開ガーデンワークも次回は、3月の春休み前になります。春の開花を心待ちにしながら、しばらくの間はイルミネーションが活躍します。よろしくお願いもうしあげます。