今年もあと数日で、終わりですね
年末年始。皆さまは、如何お過ごしのご予定でしょうか。
ここ数年、年末年始はずっと海外が多かったのでしたが、60歳、節目の新年は、おせち料理を揃え自宅で過ごす予定です。ここ数年が忙しすぎたこともあり、2017年のテーマは「じっくり、ゆっくり」
今までの18年間、大げさに聞こえるかもしれませんが、晩秋から5月までは、国バラへの労力が半端ではなかったので、それがなくなった分、今年は「じっくり」物事に取り組むチャンスでもあり。
もっと、美術館に行きたい。も、一つの願いです。「クラーナッハ展」は、絶対に行きます。まだ、行けてないけれど。
ヨーロッパやニューヨーク、旅行中なら、とにかくたくさんの美術館に行くチャンスがありますが、日本にいると仕事に追われ、なかなか行けない。これも、ちょっと残念なこと。2017年始も、すでに予定表はいっぱいだけれども、2017年は東京の美術館をしっかりチェック!
4年前の大晦日を過ごしたニューヨーク近代美術館。大きなインスパイア。
グッゲンハイムでは、この時、ピカソ展を。
杉本博司さんのアトリエでは、杉本さん一人舞台のミュージックショウも深い想い出。
今年は、杉本プロデュースの芝居を。草月ホールで観劇。コルビジェの館に住む妾物語。といった杉本ワールドでした。
地球上にある、つくづく美しいと思う眺め。これを、元気に動ける間に、もっともっとたくさん観たいと思うけれども、それも、案外、自分の手許でも、可能なのかもしれなくて。
自分の暮らしに花を欠かさないこと。など、もう一度原点に還って(何しろ還暦なので)
花と暮らしを見つめ直したいと。
花の、変わらぬ美しさ。その仕立ての研究。
「景色の美しさ」も、何百年も前昔から、偶然そこにあったのではなく、研鑽の結果だと思います。
花が素敵に見える工夫も似ていると思う。去年、私が「カラーリングデザイン」をした屋外用ロッカー。このセージグリーンが花色を一層素敵に見せてくれます。
でも、メーカーさんの純正の取っ手が、かなり無機質なデザインだったので、ロンドンとパリで買ってきたノブに取り替えを。それだけでも、庭の雰囲気や、植物との相性が良くなったように感じて。
あくまでも個人的主観的感覚ですが。それこそが大切と思っています。