憧れの原点
イギリスの、ガーデンズ・イラストレイテッド 3月号 が届きました。
遠く離れた日本でも、今のイングリッシュ・ガーデンを知るため感じるために、欠かせない雑誌ですが、時々、温故知新。そういう原点に戻った特集があると、ホッとすることがあります。私の創作活動の原点が、80年代初頭にフリーランスで仕事をスタートした時から、温故知新を基本としてきたからです。常に新しいものを作っていかなくてはならないデザインの仕事ですが、時々、「基本」の素晴らしいものに戻って、揺るぎないものを土台とするというか。
写真は、シシングハーストにおいて、1960年に撮影された、 ハロルドニコルソンと、ヴィタ・サックヴィル-ウエスト。傍に咲いているバラとヴィタのジャケットが同じ色。狩猟用のロングブーツとジョッパースに憧れて、ロンドンのハンティングショップにもよく行きましたが...。
この写真は「Lives of the great gardenars 」40人の偉大なガーデナーを紹介する本の記事からなのですが、やはり、ガーデニングに関する世界観。イギリスで毎年発刊される本から知りうる知識、情報、まだまだ限りなく...。そういう「知りたい事」をキャッチするには、もっと時間が欲しい。切実にそう思います。そして、時々、こちらのコメント欄に独自情報をお寄せくださる皆様に、感謝しています!!!