ラナンキュラス@星の王子さまミュージアム
昨日は、今年最初の箱根 仙石原 星の王子さまミュージアム の春の植え込み作業でした。
寄せ植えもたくさん。完全作り直し(一旦全部抜いて、ダメになった古株を取り除き使える宿根草は再利用、新たな苗で基本構成。
箱根の土と空気、どうも、いつまでも水を含んで、う〜〜〜んラナンキュラスには向かないかもと恐るわけでしたが、この美しさには、今の時期、ほかになにが?と、思うほどに、迫力満点です。
どんよりと曇った寒空の下では、暖色が映えます。これから植えるところ。
たくさんの寄せ植えを作るわけですが、この早春に発刊された園芸ガイド誌の「ラナンキュラスの寄せ植え」でもご紹介していますが、ラナンキュラスは、乾燥に弱いわりに、水浸しもだめなので、とにかく、通水性の良い土で、日当たり、水はけ、風通しの三大要素を完璧に満たした場所でもだめになることがあるので。その最大の解決策として、
浅植え。
写真で見えている白い根の見えるあたりまでが植え位置で、上の1.5センチほどは、飛び出すくらいに浅植えするのが妥当なのですが、それゆえに...、乾燥も早く、心配も増えるので、水やりは初心者の方には難しいことがあります。
この寄せ植えは、植木鉢がとても浅くて(10cm くらい)水はけが早いので以外とうまく育つ。
深い植木鉢だと根腐れをすることがありがち。
植えてすぐに、あまりにも多くのお客様が「バラだ!」と。叫んでいらっしゃるのを見て、
たしかに花はバラによく似ているが。と、複雑な心境になりつつ、周囲の花たちの痛みようから見て取れる通り、1ヶ月後が心配なのも事実です。
1ヶ月後が楽しみなラナンキュラスもあります。ラナンキュラス・ラックス、ハデス(左の赤い花)
こちらは、我が家でも、一昨年の株が大きく咲き始めて。
これから1ヶ月以上は休みなく咲きそうですし、株も大きく育っていきそうです。
こちらも、ラナンキュラス・ラックス。3年目、4年目を目指して大きく育てたいと思います。
ちなみに、右側が我が家で私が手塩に(?)かけて育てている、3年めのラナンキュラス・ラックス、アリアドネ。毎日毎日、愛でて嬉しく思います。
左下に見えるのは、去年、球根から植えたベイビィ。(もう花芽はいっぱい来ています)
何年もかけて育てるタイプの花苗なら、じっくりと緩行性の肥料で育てるのがいいですね。
しかも、水はけがすこぶる良い土で大鉢だと安心。夏の間、休眠したら、この苗を30センチの植木鉢にサイズアップする予定です。