4月中旬過ぎから、チューリップや花桃が開花始めます!
中之条うずまきspiral garden 完成に向けて着々と進んでいます。
此処まで来るのに、数々の問題を乗り越えるため、数々の方々にご協力いただき、 感謝の気持ちでいっぱいです。絵に描くのは、ひとりでもできますが、実現は、とにかく、それはもう!凄いことだと思います。皆様の忍耐。熱意。そして、それぞれの出逢いに感謝。人生ってまさにそういうことだと。
菜の花のうずまき。その合間に、矢車菊のこぼれ種が根付いてかわいい。
雑草は抜かないとならないけれど「矢車菊はアリに、しましょう!」と思わず叫ぶ。
それはわかってるよ、と。
これらの種まきから、日々の「花の駅」の管理やとりまとめ、そのスーパーバイザーは、花の会の福田会長。
ミニ熊手で雑草カキを。生長する前だと、容易に抜ける。広大な庭=雑草との戦い。
これは、ちょうど、花の株間とミニ熊手の幅が良い具合に合っていて。
金属の熊手だと植物を痛めることがありますが、これはいいですね!イギリス製のホウよりもいいかもしれないと。
ガーデンとは、近づいてみたり、離れて見たり。ミクロマクロ両方の視点で世界を作る。近視眼的な要素も必要ですが、遠視も必要。その中間もきっと必要。
なかでも、私が最後にこだわっていたのが、うずまきの尻尾の形状。
造園に関わるみなさんは、石組みへの自信のある方々が多いと思います。
私は花の経験は自信ありだが、石組みは僅かな体験のみ。ただ、かなり感覚的で直感的な見方での判断&機能的なこと。思いつく限りを。
ここでつまずく方がいては困るとか。でも、見た目がチャーミングでないと。かなりの面積がこの後の舗装で隠れるのはわかっていても、その見え方が気になってしまい。巨大な彫刻の一部。
さらに、ハード&ソフト。
石の隙間からエリゲロンやセダムが生える隙間を残して。とか。
それじゃあ、この石をちょっとばかり、はつってください。もうちょっと。あとこの石も。などと会話しつつ、すっかり楽しくなってしまっておりました。昭和造園土木のみなさま。ありがとうございました。(まだ終わってないけれども)
しばし、周囲を回って戻ってくると、「やっぱり、ちょっと、石の間を空けていただけるでしょうか?」「ほいきた!」すみません。ありがとうございます。
石積み。こだわり始めると、ああもこうもと、これだけの広大な場所では、時間が足りなくなってしまう!
本当に長い時間が、かかって、ここまでこれた。
ここは、車椅子でも楽に作業ができるし、目の高さで、植物を楽しめる。だから存続可能な限り珍しい植物も植えたいのだが。
両方の場所から手を伸ばせば植え込みも楽。花壇に足を踏み入れなくても、メンテナンスが楽。
いよいよ、来週から!植物をここに植えます。 ワクワク!!!
4月中旬過ぎから、チューリップや花桃が開花始めます! 本当の、本番は、来年の7月!ですが。