中之条スパイラル完成間近! その2

現時点で、約5000鉢が植わりました。(写真は、間配りが終わったところ、これから一斉に植える)でも、まだ2週間後もまし植え予定。温度調整中の慣らし苗もスタンバイ。
整列植栽にならないように植えるのは、案外難しいのですが、ジグザグに植えるコツなどをお話しして、あらゆる草花がミックスされてランダムに徐々にグラデーションで色を変えていく。
いわば、私が今まで取り組んできた「ドリフト植栽」の頂点のような。

離れたところから見ると、色彩が飛んでしまうような微妙な花色だと、植わっているのかどうかさえ。わからなくなるので(この写真で5000鉢全て植わった状態)この花壇に似合う草花が厳密に存在し、選びにくい植物が結構あると思っています。

やっぱり、オリンピックカラーは強い、発色がビビッドな赤や黄色は特に。

さまざまな方角から眺める。

北海道のように何もない平原にぽつ〜〜んとあったら、もっと素敵なのですが、いろいろと建物がありまして。
今、温暖地では、菜の花が満開ですが、こちらは、あと2〜3週間後これがすべて、真っ黄色に咲いたらどんな見え方になるのか、今年はまだ実験段階ですが、来年の7月が、「全国花のまちづくり群馬中之条大会」にむけてまっしぐら。
吉谷博光の構造デザインに、河合伸志さんが植栽デザインするバラ園も(写真右手、下図左上)登場します。私がデザインしているのは、この渦巻きエリアです。周囲は、現在は、菜の花。そして夏は何にするかまだ検討中。地元の意見では、真っ赤なサルビア。
う〜〜〜〜ん。夏に真っ赤なサルビアは.....悩みます。
本当は周囲の植栽を、ごく自然なメドウにしたいのですが.....。ノウハウがないので、まだ頓挫中。

なにせ、面積が莫大。

バラ園のある高台から写真。ドローンで真上からの写真を撮るのが楽しみです。
周囲には、四万温泉。そして、少し足を伸ばして草津温泉。今年の秋には、中之条ビエンナーレが開催されます。これまた、素敵なイベントです。
花壇は、今の所、実験植栽中ですが、今後もいろいろと現地の環境にあった種類の植物を模索しながら
60歳を過ぎた私は、「The art of Gardening /Planting 」もしくは、「gardening is an art science !」の試みを続けていきます。私にとって
ガーデニングは芸術だ!