JARDINS 展 パリ、グランパレにて
チェルシーフラワーショウを見るための欧州行き。飛行機の切符の関係で直行便が取れなかったので、ではと、パリ経由、帰りはヘルシンキから帰国、しかし、フランスでも素晴らしい庭の祭典が始まっていて、ロワール川のショウモンスル城のガーデンショウもさることながら、グランパレで開催中のJardins
展は、見事な内容でした。
「庭園芸術」の真髄に迫る展覧会 。
「人間は、自然をどのように見て捉えるのか。庭園はその仕方を説明するものである。時代を問わず庭園は「世界を映す鏡」であり、特にルネッサンス以降は、総合芸術の一つと見なされてきた。ポンペイの遺跡からデューラー、ピカソ、ゲルハルト・リヒター以降現代美術に至るまで。
(ゲルハルト・リヒター作品、リヒターのドローイングの世界は魂が吸い込まれそう)
「庭師の散歩道」をめぐるように楽しめる展覧会。と、さるレビューより。
今まに見たこともない、マチスやセザンヌ、ピカソの習作もたっぷり、あまりの見応えに、今回の3泊三日のパリ滞在の全ての象徴のようになった展覧会でした。
会期は、7月24日まで。この時期、パリを尋ねる方はぜひ!
マリーアントワネット好みな、飾るためのジョウロみたい。ここに花を活けても良さそう。
ジョウロの原点の美しさ!重そうですが。
これを見るとたまらずベルサイユに行きたくなる。近頃頓に興味の集中するフランス庭園。
6月4日からチュイルリーで「JARDINS JARDIN」ショウも始まります。こちらは、屋外でのガーデンショウ風の内容のようです。見たかった!
明日は、ロンドンへ。