銀河庭園の8月
銀河庭園、8月の様子を確認するためと、いくつかの会議、検討、発案、実施決定などのために、北海道へ。発案と言っても、後にも先にも、土壌改良。草花を育てるには、やはり厳しい火山礫っぽい土地の改良。手間も予算も工夫をしなくてはいけないが、何より時間もかかる。
自分の経験値。イギリスに始まって、東京はもとより、群馬や静岡県や神奈川県でも経験したことのない土地で、短い期間にそう簡単に、思い通りに植物たちが育つとは限らないけれど、やはり時間は、かかるとはいえ限りあり。効率よく結果を出すにはどうするか。うまく行っているもの。さらなる努力や改良が必要なもの。課題は山積みですが、この庭で、10年前からすくすくと育って素敵な植物たちもたくさんいます。そこにも大注目。
サステナビリティはそこにあり!
写真はクロコスミア・ルシファー。満開の様子も素晴らしいけれどこの葉群の美しさと、いわば、ピート・アウドルフ氏がいう所の「Born to dead (芽出しから枯れるまで)」が魅力的な植物。
写真は先月の様子で 、今はまだ羽田空港。まだ帰省ラッシュが続き、とても混んでいます。羽田空港の駐車場は、朝の6時頃に来ないと満車になることあり。なので、本日も4時半起きで。
北海道の気候ならこのようにアリウムのドライになる美しい姿が楽しめてこれは本当に素敵です。
湿気の多い本州では梅雨の間にカビて真っ黒に。それは早く抜かないと。ということになります。
とてもじゃないけれども植えっぱなしで翌年になど咲かない。あらかじめ豊かな土壌で、水はけを肥料も考えて十分に太らせた球根なら掘り上げて通気しながら夏ごし。さもなくば、痩せた球根なら来年の開花の見込みは?微妙。しかし、せっかく太らせた球根でも、夏ごしの間にカビを生やすことあり。
なので、この美しさは、北海道で十分に堪能を。
そして、このビスタも。
お天気が悪いとドラマチックな演出なしで(いわば照明を消したような状態で)鑑賞せざるを得ませんが、これから訪れるであろう、秋の日の夕方など。素晴らしい景色を探しにいかがでしょう。
それにしても全国的にお天気が良くないです。
せめて気持ちだけでも晴れ晴れと、悪天でも頑張って咲く花たちがいたら、「よく頑張って咲いたね!」と、庭の花たちと気の交換をするのも、私は大切なことと思います。
さて、搭乗ゲートへ。本日の庭の様子、うまく育った植物のご報告はまた24時間以内に!