急に気温が下がって、球根植え急ぐ???
球根の植え付け。関東の温暖地では
まだ、暑いからあと回し...。と、思っていたのですが、
急に、11月なみの気温です。
人間だけでなく植物たちも戸惑っていることでしょう。
でも、雨が降ってるし。一緒に植えたいパンジーたちが少し出遅れているし。
予定通り、東京での作業は、11月に入ってからにしようと思っているのですが。
先週の金曜日と土曜日の球根植えイベントでは、みんなでたっくさんの球根を植えました。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
あれからまた、スタッフが頑張って、今日までで、1000球が植わったとのこと。春が本当に楽しみです。
さて、球根イベントの際、お配りした銀河庭園の球根植え、その後、色付け加筆をして(球根が双子のものが多かったりしたので)ここに、お知らせを。
1、広い場所、パンジーとの寄せ植えではなく、芝生の庭に植えるときは、1球づつ植える方式よりも、地面の固い場所などでも、3球分の穴を大きく開けて3球をトライアングル植えする方式が良いですね。そのほうが水はけのよくない地面などで、土壌改良も一挙にできるので。
特に寒冷地では、霜で球根が持ち上がってこないように、最低限3倍の深さに植えること。
球根は、根の張る下方に、肥料をまき、土を混ぜる。
肥料が根の成長を待ち受けるように。根も肥料に向かって伸びてくるイメージで。
球根には、「向き」芽の出る方向の前、後ろがあります。向きを揃えれば、葉の出方が揃うので、きっちりと揃えたいときは、写真のように揃えれば良いわけですが。
最初、矢印の方向(上)に葉がでて、次は、その反対側(下)から葉がでるということで
写真のように球根を詰めて植えるときは、葉っぱ同士がぶつからないから良いかな、ということで植えていますが、結局、花は光の方向に向きますから、あまり気にしなくていいのかなと。
思います。それに、葉の向きも、きっちりと揃っているより、色々な向きのほうが自然で良いのでは。
ということで、
たくさんの球根を植える場所では、球根の向きは考慮に入れず、バラバラに植えてます。(いろんな人が植えるので、全体にランダムなほうが自然に仕上がるし)
ドラゴンの顔のわきで、大輪のダリア クララヒューストンが咲き始めました。
その後方を見ていただくと、球根の植え穴があります。
植え穴には、上のイラストのように、有機肥料を入れて土をかき混ぜ、その上に球根3倍の深さに、三球の球根を配置。土をかぶせ、最後に芝生をくりぬいた芝付土で蓋をする。その際、芝付土が根を張りすぎていたら、3等分などに割って、土や根を減らして配置。
最後に、芝の蓋。をしてしまうと。もう何がどうなっていたのだか、わからなくなる。
実に、球根って、土の中に入ってしまうと何がどこにいくつ入っていたのだか、わからなくなりますね。
今回は、植えていただいた方に、木のスプーンに名前を書いていただき、蓋をする前に名札としてつけていただきました。来年、花が咲いたとき、あー!ここだ!って、思い出せるように。
北海道は、今朝方、気温が2度。だったそうです。球根植え、急がないと。
関東では寒冷地になる群馬県中之条では、来週の木、金曜日に。
浜松では、12月上旬に予定しています。
気温が上がってしまうと、アリウムなどが腐ってしまうことがあって心配なので。