平成30年 謹賀新年 2018
あけましておめでとうございます。
実は今朝、撮った写真です。が、自宅からの初日の出の景色が、電線だらけで盛り上がらないので、その時放送されていたテレビの画面の写真を撮ってしまいました。やっぱり富士山は素晴らしいですね。
今年も、花と緑と...、眺めて嬉しい、華ある景色を追求して行きたいと考えております。
年頭に当たり、今年に向けて思うことなど...。
今年は平成30年ですね。
私がイギリスから帰国したのが、平成10年ですから、もうあれから20年。まさに大きな区切りの年になる予感。帰国したときは、まだ20世紀でしたが、今は、まさに21世紀も1/5近いのです。
驚くほどに、時代が変わってきています。
帰国当時は、新鮮な感じに流行りつつあったイングリッシュ・ガーデンのブームも、今はある意味、終わったといえるでしょうし(ブームは必ず終わるものですから)、ガーデニングという言葉自体が、メディア的な意味では、新鮮味が失なわれたように感じています。(誤解を避けるためにいえば、私の中では、ガーデニングもイングリッシュガーデンも、永久不滅のブーム!)
が、実のところ、人類にとって「花と緑のある豊かな暮らし」は、もっともっと、本当に永遠不滅のテーマのはずです。
だからこそ、その素晴らしさを、時代とともに、少しづつ、形を変えながらでも、私たちは探究していかなくてはと、思っています。
「いいな」「素敵だな」「心が癒される」そうした、人の心を豊かにする花とガーデニングの文化。
豊かに伸ばしていくにも、私たちひとりひとりのパワーが必要。
いくつになっても、そこは頑張っていきたいところだと思っております。
さて、去年の夏以降から、紆余曲折。
...若干、あったのですが、2018年の今年開催、第20回国際バラとガーデニングショウに、再度、参加させていただくことに決まりました。
基本タイトルは、レジェンドガーデンとして、テーマは自由。(まだ、今その内容を考えている最中です)
まさに、私としても、これを自分にとっての最後の国バラとして、節目の20回を飾りたいと、今は、意欲満々です。
2月には、台湾の文化芸術散歩ツアーを開催しますが、日月潭を中心に緑のある空間の美しさを探しに。
春は、はままつフラワーパーク、銀河庭園、星の王子さまミュージアムほか、それぞれの庭が成熟した美しさを魅せるように情熱を傾けています。
5月上旬を目指して、花にかかわる手作業の楽しさを綴った本を、出版予定。
さらに中旬に国際バラとガーデニングショウ。
同じく中旬から下旬〜7月に本番を迎える中之条町のガーデンのオープン準備。
それから、9月頃に、Piet Oudolf氏の自宅庭を中心に、今ブームの新 宿根草ナチュラル・ガーデンの21世紀気鋭の庭が揃うオランダツアーを計画中。
このツアーは、ポスト・イングリッシュガーデンのヒントとして、ちょっとした今後の庭のあり方の新しい提案を探る内容になりそうです。
また、来年の計画。2019年に、初お目見えする庭の計画も進行中。
間違いなく忙しい1年となりそうですが、「花を美しく咲かせる!」なんといっても、これこそが究極の目標。
この新しい年がより佳き年になりますよう。
みなさま、今後とも、美しい花育て、ともに、ご一緒に!楽しんでいきたいですね。