台灣意匠芸術散歩(4日目最終日)台北
最終日です。もう、終わりなのですね。と、口々に楽しかった数日を振り返りつつ、え〜今日も雨ですか。傘が要るか要らないか微妙な小雨ですが、1〜2月の台灣はちょっと雨が多いかもですね。
それで4日目の朝は、内容満載の旅。去年の8月からずっと組立ててきた計画も、これで終わり。あ〜あ、寂しい。と、ちょっと脱力、ため息の出る朝でした。
お土産もだいたい買い終わり、なにかもっとあれば。と思いつつ、最後は空港で。
とにかく、お天気が悪くて、写真がみんな暗いですよね。それが写真を見てても、あまり楽しくないかもと思いつつ、ここは、最後までお付合いくださいませ。
6:30に起きて、その気になったら、お茶の問屋さんに行こうと決めていたのですが、LINEでお仲間に行く気ある?と 送信すると、「あり!」との元気なお返事。それによってホテルでタクシーを呼んでもらい出発したのは、台北の東にある問屋街。道が空いていればタクシーで15分内外で行ける場所です。
ホテルでのおしゃれで気持ちのいい朝食を終え。
それらのことはファッションブログに書いたので、割愛し。
まずは、ホテル真向かいの書店カフェへ。
こんなところで本を読みながらゆったりできて羨ましいです。
後ろに見えているのが宿泊しているeslite hotel 、ここは松山文創地区のなかの施設。日本統治時代にタバコ工場だった建物を利用したアートの集合施設。
おしゃれなMITが揃って。眺めがよくて。
前に家族でこのカフェで、お茶をしました。工夫の凝らされたさまざま飲み物がありました。
カフェオレも一味工夫があって。
すてきなアーティストの作品も発見。またいつかこのことは書きたいです。
チェックアウトを済ませ、11:30に、バスで出発。
最初にツアーで訪問したのは、ワールドトレードセンタースクエアです。
目の前のハイアットホテルに泊まれば上から眺められるのですが。
やはり伊東豊雄氏が設計した、これは建築ではなく、庭。というか、前述通り、広場のデザインです。
自然界に導かれた曲線、アルゴリズムからなるという、カーブの連続が美しいですね。
コンクリートと芝生と水と。三つの素材質感、要素のコンポジションが、どこから見ても美しいです。
この全体像をボタンの花に例えた解説もありましたが、私には、バラに見えました。
グーグルの地図でもバラに見えます。
私には、ちょっと泣けたのが、コーナーの仕上がりです。
日本で公共の庭を作るとき、必ずと言ってよいほど、こうしたコーナーは、近道になって踏み倒されるので芝生がハゲてしまうのですが、まったくもって美しく景色を保っていたこと。
はままつフラワーパークでこうした鋭角のコーナーをつくると、どんなに花を植えても踏み倒されてしまう。乳母車で踏み倒していく若いお母さんを何度も見ました。
ところがここでは芝生は無傷です。人のいないところを狙って撮影していますが、結構人は歩いています。
いつかこの周囲のビルから眺めてみたいです。
ランタナがよく咲いていました。伸びすぎないようによく剪定されて。
さて、次の目的地は、やはり伊東豊雄氏の設計した、台灣の最高学府台灣大学の図書館へ。
はぁー、4日間の旅なのに、長いルポですね。あと1回で終わります。お付合いくださり、ありがとうございました。今すでに次の、夏のガーデンツアーの準備が始まっていますが、これが終わらないと次にいけないようで。