THE NEW PROJECTS IN JUNE〜PART3〜
ここ数日、梅雨空の下、東京自由が丘の造園現場で工事。
外装工事が遅れていたので、どうしても、庭の作業も遅れる形。
ここ数ヶ月、私のスケジュールは半日として、
空白がないので、一日遅れるだけで、打撃が大きいのです。
植物のためには、養生シートをどかしてほしいけれども、
建物が雨で濡れると、せっかくの塗装がはげてしまうし、
建築と同時進行の現場は、本当に辛いです。
今最高に気に入っている斑入りのキキョウラン、
常緑なので、一年中こんな感じで生長が遅いです。
我が家の庭では、3年ほどおんなじ調子。
夏はアンゲロニア、冬は白いヴィオラなどが似合います。
後方の紫色は、ベルガモット。左端は、ローズマリー。
ストラクチャーの工事と同時進行だと、
せっかく植えたものがまた掘り返されたり。
これもいたしかたなしだけれども、
絶対的な現実で、納期に間に合わせるための無理が、
人間にも植物にも折り重なって、
いつも一時はどうなることかとハラハラしますが、
結果はどうにかなる。
ように繰り返しの努力が必要なんですね。
現場では、くたびれた植物に対して活力剤の葉面散布が有効です。
私自身は、コンビニで買った栄養剤を飲んでしまいました。
ここでも、アジサイアナベル。
冬の間は、いかに美しい枝の“シルエット”を残すかが、
アジサイの冬の過ごし方だと思います。
ここは、白い花だけのホワイトガーデンですが、黄色の花も咲かせたい。
光と陰の色彩として。
2階ベランダは、刈り込んだスマラグで生け垣風に囲んでいます。
遠くからも、目立つ形です。