寄せ植え
May 05, 2010
このGWに向けて、RHSJのコンテナマスターさん達に制作していただいた寄せ植えコンテナが、ただ今、箱根、星の王子様ミュージアムで活躍しています。詳しくは、ミュージアムのブログを見て下さい!
http://tbs-blog.com/l-prince/11700
私たちが制作した日は
大雨で
なかなか厳しい状況でしたが、
連休中はよく晴れて
きっと、
こんなに晴れた日々は、
夕方の光が
素晴しく美しいはずです。
October 31, 2009
実はこの写真、先日(10月27日)の寄植えの、反対側から見た写真です。我が家の南向きのベランダで育てていたので、太陽の当たる「表側」と、家の中から眺める「裏側」というふうに、パンジーをリバーシブルに植えました。(2009.4.16 撮影)
この寄植えは、見つけた途端に鼻息が荒くなるようなパンジーとの出会いからスタート。このミステリアスな紫色!(下の写真は植え付けから数日後の2008.12.04撮影)。
植木鉢は、クリフトンナーサリー、京阪園芸さんから。
このコンテナとこのパンジーがあれば、どんな組み合わせも素敵に見えたことでしょう。春になればどうなるか、でも本当はどうなるかわからないワクワクを伴いながら、寄植えのプランティングが迷わず決まりました。
でも、今年はそんな出会いがまだ、ない。
パンジーは長日だと茎が間延びし、短日で茎の締まった株になるといいます。写真のパンジーは肥料がよく効いたおかげで色が濃くなったのですが(上のパンジーがこの写真の4ヶ月後)間延びもせず、顔の向きも揃って行儀良し。
さて、いよいよ11月になればパンジー徒長の心配も減り、買い時です!
11月7日は京阪園芸クリフトンナーサリーで講演会です。
素敵なパンジーが、ありますように!
October 28, 2009
昨日今日と秋の光が美しすぎて、気持ちが庭にばかり向かいます。今は何をするべきかと。「秋だけの寄植え」は、ロングライフと違い、見頃は秋だけの、年越しをしない寄植えです。この写真の撮影データを見ると、2007,12。2年前に作った寄植えです。材料は、名前の不明なスプレイマムをメインに、バコパ、ヒューケラ、脇に見えるリシマキア・コンゲスティフロラ。スプレイマムは、9月の満開花を切り戻し、2度目の開花。売っているスプレイマムは、不自然にぎっしりと咲いているのが嫌。早いうちに切り戻し12月の開花を楽しんだというわけです。一期だけの寄植えは、如何にその後の季節も使い回しのきく材料を使うかがポイント。スプレイマム以外は、春の寄植えにも使える植物で、マムだけは別ポットに植えておき、次の秋の開花まで待ちます。そうすれば、無駄がありません。
そして、この寄植えを作ってから2年目の今秋、この時のスプレイマムを、星の王子さまミュージアムに植えていたことを思いだし...。実は、夏に植えたときはこの色が咲くとは予想もつかず。美しく開花して「ああ、そういえば、これは2年前の寄植えだった」と、懐かしく思い出した次第。昨秋もわが家で綺麗に咲いていたのですが、我が国原産野菊のDNAをもったマムの生命力に注目です。ただし放置しておくと、4年後くらいに消滅する傾向があるのは、他の宿根草と同じです。種の保存には、挿し芽などで保険をかける必要があります。(下の菊の写真はミュージアムの水原さんが撮影)
October 27, 2009
秋から春にかけて、寄植えを長く楽しむロングライフの作品を作るなら、そろそろ開始時期ですね。関東の適期は11月上旬です。あまり早くても(10月のパンジーは徒長する傾向があり、もしも、すでに背が伸びているなら、切り戻しをしなくてはならない)
私は今、あちらこちらの園芸店を回って材料を探していますが、どうも、いまのところ、ピンと来る材料に恵まれず、迷走状態が続いています。
今年もニューフェースのパンジーが登場してはいるのですが、どうも今ひとつ自分の中で決め手が見つからないので焦っています。
まあ、良い作品ができるかどうかは、実に、材料ありきです。
そして、その組み合わせにほれぼれするような結果が出せるかどうかは、育ててみないとわかりません。
この写真は去年の秋に作って、今年の4月にチューリップが咲いたところ。詳しくは今、発売中の園芸ガイドに掲載中ですが、なんといっても、昨秋は、紫葉のケールが大活躍しました。
今年はまだ見かけませんが。 おすすめの材料です。
パンジー、ビオラを選ぶ時、色や形は大切な課題ですが、私がもっとも注意するのは、パンジー、ビオラの顔の向きです。あっちやこっちを向くのはNGで、全員がこっちを向いて咲くタイプを採用します。そうでないと行儀の悪い寄植えに見えてしまうし、写真写りが難しくなってしまいます。全員がカメラ目線、というのが理想です。