球根
October 05, 2009
まだまだ球根は買い時です。
クロッカス、ムスカリ、スイセンは2年目も咲くので
躊躇なく買えるのですが
多くのチューリップは、2年目以降、咲かない傾向が...。
なので、買う時、迷います。
もちろん、まれに黄色や赤のチューリップは開花することがあります。
そうなると少し得をしたような。
園芸していて損得を勘定するのもどうかと思いますが...
これは黄色いチューリップが植えた2年目も開花したところ。
ちなみに3年目はほんの少し咲いて消滅。
さらに保証の限りでないのが、花色です。
球根の時点では何色の花だかわかりません。
白や黒のチューリップが好きで、そのつもりで
わき役のパンジーなども色彩の計画を綿密に
したのに、とんでもない色が咲いたことが
過去に何度かありました。
それでも懲りずに懸命に組み合わせを考え、植物の生長を見守るのは、
心が未来に向かうので良いですね。
この写真、淡いピンクのはずがこのとき植えた球根は
咲いてみたら真っ赤でした。
まあ、それも元気に咲いたなら嬉しい。
チューリップは天下の水食い球根です。
翌年を夢見て、未来への希望へ向かって
まっしぐら。
生きていることに喜びを感じるのは
実は、結果のでたその瞬間よりも、
そのプロセスの充実に価値があるのだと思いたい。
ちょっとやりにくい、気が乗らない。
厳しくシンドイと感じた仕事に対しても、
乗り越えてこその人生。
さて、これから超過密スケジュールの日々がスタート。
トークショウや地方ロケが続きますが
素敵な写真が撮れたら短くても
ブログのアップを続けて行きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
いつも暖かい拍手をくださる方々
ありがとうございます!
励みになります。
October 01, 2009
お店に行くとさまざまな球根が並んでいて
慌てて買ってしまいたい気がします。
今買わなければいけない!というような
強迫観念に駆られるのは私だけでしょうか?!
しかし、球根を買うには、アイデアが必要。
こんな感じに咲かせたい。咲いたときのイメージもなく
球根を買ってしまうと、後から植え付け時に悩みます。
などと、いつも思っているのに
買っちゃいました。
パッケージの写真に一目惚れして。
一体何十年こんなことしてるのだろうと思います。
そして、思いついたのは、
星の王子さまミュージアムの庭に
こんな風にクロッカスのブーケ植えをしてみること。
まあ、自分ちに植えても見るの私だけ。
ならばたくさんの人に見て欲しいのが園芸家の欲。
この写真は今から15年以上前にイギリスで
撮ったもの。
この写真は、13〜4年前のベスチャトーガーデン。
アリウム”丹頂”(アリウム・スファエロセラム)が
素敵です。このアリウムはたいへん丈夫ですが
日本では開花期が遅いのが難点。
気温が上がった時期に咲くと、後が.....。
梅雨がきてしまうと、アリウムはやはり
おもしろくないのです。
しかし、これは乾燥ぎみの
ルーフガーデン向きの品種といえそうです。
いつか、こんなこともしてみたいのでした。
しかし、これは見頃が短く
せっかちな見学者(私)には、退屈な時期も長く
我慢を強いられるプランティングではあります...。しかし
昨年秋、冬中咲き続けるミオソティスが発売されました。
それを一緒に植えれば、これに近い眺めも楽しめそうです。