桜、記録に残る、早い開花の、2018年3月でした。
年度末に加えて春の仕事のスタートや相変わらずゆとりの時間が持てず
願望は「ゆっくりのんびり、庭仕事をしたい」ですが、
来年あたりから、一番美しいのは自分の庭!と、
思えるような頑張りができたらなあと、それが目標で頑張っていきたいと思います。
本日までの総訪問者数を見ましたら、5,568,280名様のアクセスをいただいておりました。
本当に、ありがとうございました。
たくさんの写真をアップしました。1400枚以上もありました。懐かしい写真もいっぱい。
いろいろなことを書かせていただきました。この場を借りて関わってくださった全ての皆様に感謝いたします。
今月ということは明日もあと、1日ありますが、仕事の都合で、明日はきっとパソコンに向かえないので今日で、こちらのガーデンブログの、最終日とさせていただきます。
これからは、Instagramも、アップできるよう、4月からはいろいろな庭の
「today」をアップしていきたいと思います。
4月は、フラワーパークのフジの満開のボーダーガーデン。
星の王子さまミュージアムのチューリップ満開。
銀河庭園のオープン準備。
5月は、連休中に銀河庭園のオープンイベント。今年は3万球のスイセンの丘が満開に。
第20回国際バラとガーデニングショウの 実況報告を。
新種のお花をいっぱい見つけてきます!
拙著、「花の楽しみ、育て方、飾り方」の新書も発刊します。
7月には、新たな、群馬県 「中之条ガーデンズ」がオープン!
8月は、オランダツアー、遂行となれば実況のご報告を。
来年2019年は、また、新たに私がデザインする庭が増えます。
それもただ今、強力気合が入り中。
今朝、これまた愛培しているプリムラ・ヴルガリスも満開。
この植木鉢に植わってなんと3年目の宿根開花です。
コツは夏の間に蒸らさず、通気のよいベランダの日陰でじっとしていること。
春になると、有機液肥と活性剤。
あ!大変、今日はこれから国バラ関連番組の収録ロケに行ってまいります!
また、そのご報告はファッションブログや yoshiya gardens &studio の 「私の暮らしの手帖ブログまで」 http://www.ygs-gallery.com/blog/?p=802。
よろしくお願い申し上げます。
どんどん、明日に向かって行きますよー!明日は明日の新しい花が咲きます!
本当に、いままで、ありがとうございました!!!!!!
気温が急に上がると、こう言います。
「花が老けてしまう!」と。嫌な言葉ですが、まさに昨日、今日の気温 はそんな感じでした。
コンテナに植わっている植物たちは、とにかく日陰に移して大吉。愛培してきたラナンキュラスラックスがとにかく満開になってきて、「咲き急がないでぇ~!」と庭で一人叫んでいました。
あ、自宅では一人でしたが、駒場の庭では、有志に花殻摘みを手伝っていただき、ひとりではありませんでした。
ある程度、花の華やかな様子は維持していきたいとパンジーなどもいろいろ植えていますが、最終的には新・宿根草主義の理想に近づけるべく、東京の気温でも、夏越しのできる植物をトライアル中です。
フジバカマ、ミヤコワスレ、オミナエシ、ワレモコウ。でも、Vボナリエンシスやエリンジュームも自生を始めています。(アネモネは多分厳しい。冬の開花株から、この春だけ咲いているような感じになりそう)ラナンキュラスラックスは、花後、コンテナに鉢上げして植えっぱなしにはしない。
お店のスタッフに名前を覚えてもらったり部分的に植えたばっかりの苗には水やりのお願いを。
花殻摘みを始めるときりがなく。でも、とにかく、やらないと、これからは、ついでに雑草も見つけて抜く。去年の5月に植えたイベリスが開花。追肥がいるかなと。悩む。
巨大になりつつあるバーバスカム。加藤ファームさんから来た苗は、すごい元気!
5月じゃなく、4月に咲いちゃうかもです。咲いた姿は、ファッションブログのページでご紹介したいと思いますので、今後もこちらのYOSHIYA の駒場ガーデンもよろしくお願い申し上げます。
今年初めての箱根、星の王子さまミュージアムでのガーデンワークでした。
また、今年はいつもと違う冬で、面喰らうこと多し。
よい感じで冬を越して花咲いたのは、ヘレボラス。
いつもだと花芽のころに厳しい寒さにあったりして、花が痛むことが多かったのですが、 今年はどうにか。
パンジー、ビオラもどうにか無事冬越し。アガパンサスなど耐寒性の怪しい品種の冬囲いも取り外しの時期がきました。冬の間平面的になってしまう景色に良いアクセントでした。
先週、細長いタイプのコニファー、えんぴつビャクシンとか、どれも、積雪で、枝割れ。
中心にコニファー類が入った寄せ植え。どれも厳しい見た目。フランス式のスタイルを意識してい作っているので、左右対称の植え方にはどうしても中心が必要で。
割れた枝には、朝の時点で麻ヒモでまとめてくくり、すると、夕方には枝が治りつつあり。
北国では、空に向かって垂直に伸びるタイプのコニファーは、最初から枝をまとめてくくっていますよね。たまに雪が降る程度だと、しないのでしたが今度からやらないと....。
今年はいよいよ、全世界の(決して過言ではなく)ガーデンデザインに影響を与えているPiet oudolf氏のプライベートガーデンを含め、彼のデザインしたガーデンを中心に、オランダを巡る旅を開催します。
加えて、建築やアート、インテリアなど、All Dutch Designに心震わせるプログラム。
今年は究極の花の最高のタイミング、 8月22日発~7日間 で出発決定!
ピート・アウドルフ氏がデザインする庭の潮流をめぐる「ダッチ・ウェーブ ガーデンツアー」
でも、やっぱり、オランダのピート氏(略してすみませんが)の庭の最高の時を見たいと。
それが、様々な理由で、その最高の時期に見学をすることが難しかったものです。
まずは、時期。以前は6月に伺いました。オランダの気候では、6月~7月上旬はまだ宿根草が育ちきっていなかった。(上の写真がそう)で、本当に最高なのは、7下旬~8月と。では、その時期に行こうではないか。という破れかぶれのような企画が通ったのが去年の暮れ。8月はエアチケットが高いので躊躇も少なくなかったですが....。
Mrs.Oudolf(ANJA さん)からお返事(左がそうで、おしゃれで、カッコいい方でした)
「8月24日の訪問を歓迎します。
Mr. Piet Oudolfに関しては、当日の在宅のお約束は今のところできません。
近くなりましたら、お返事をいたします。Mrが不在の場合でも、ガーデン見学はしっかりご案内させていただきます」とのこと。
よかったー!これでまず、ひと安心で計画ができます。
ダッチライト、オランダの光の下で見る景色は、どこも、素晴らしいですよー。
まずは
現在は行きたい場所が多すぎて、お店を盛大に広げているところです。まだこれから効率よく廻れるコースを模索中ですが。行きたいところはいっぱい。オランダの眺めもこの平面的な感じがなんとも好きです。
以下、ご興味のある方はご覧ください。
専用チャーターバスでなければ廻れない辺鄙なところが多いので、ぜひこの機会に!
今朝、6時頃から朝日が当たって庭の花たちも満開。家の二階ベランダも、ベランダのスクリーンプランツの二大巨頭と私が思っているローズマリーとユキヤナギも満開です。この両巨頭は特に意図的な水やりもなくこの10年以上をベランダを自分の庭として毎年咲き、そして花が終わると外の世界の目隠しグリーンとしてありがたい存在です。将来的にもっとユキヤナギ率をベランダ全体であげていきたくも思っています。品種少なくまとまる景色のために。
あっという間に満開になった桜を目にして、戸惑うのは私だけではないと...。
中野通り、昨日はピンクのドレスカラーコードの服で友人たちとレストランに集合を。
東京目黒区駒場、私のお店のあるすぐ横の東大駒場キャンパスも満開!
でも、うわっ!
雨が降った。気温が上がった。桜も咲いた。ふと庭に目をやると!
1月頃に雑誌の記事に「桜咲く頃に芽吹く雑草の芽を、なるべく早く掻き取る」
などと、自分で書いていたことを思い出しました。
ぞわーっ!と、熊手やレーキなどで、よぉく掻き取って行く。
この作業は、できれば夏まで繰り返しやっていきたいのですが、どこかのタイミングでうっかりするうち、大きくしてしまうことあり。
問題は雑草の花。咲かせたが最後、そこでタネができてまた飛び散るので、今年こそは飛び散らさないようにしたいのですが。
タネのできてしまった雑草を刈り取ると、また、そのタネを飛び散らすことになって、このザマです。嗚呼!今年こそは雑草のタネをつける前に!!!
最高のライティング:晴れた日の夕方。あるいは夜明けの遮光、斜めから射す光で見るのが、どんな花も美しく見えるし写真映えもするのですが、なかなか「良く晴れた日の、良い 時間に」写真を撮るチャンスがありません。写真は、はままつフラワーパークにて、残念ながら雨の中。毎年、今年こそ、晴れた日に!とは思って行けそうな日を狙うのですが。
なかなか予定ができずついに4月上旬になんとかと、思っていましたが。
今週末から満開とか。天気予報のニュースを漏れ聞いて「え~!そんな!」
予定よりも、1週間以上早いというか。
昨日の連絡では、夜桜のライトアップも始まったそうです。
この満開で!開園中で!誰も歩いていないのは、雨のせい。(実際は雨は上がっていましたが)東京だったらこの道にびっしり人ですよね。
今年入学の子供達にも、式の日の桜景色を体験してほしいですが...。
打って変わって光の当たる陽光の下、カラーリーフも一層輝きます。
このあとは新緑も楽しみです。
左は、黄金葉メタセコイア。芽出しのころがきれいで、よく国バラで使いましたが。
大きくなるので、養樹園さんからお借りすると、お返しする、家庭ではちょっと育てにくい木でしたね。
写真を撮る時、太陽光線は必要ですが、直射日光ではなく影を作ってその反射光を捉えて撮る。
ゴールドカラーのコティヌス、イギリス人はコタイヌスと発音する、スモークツリー。
黄金葉なら、ゴールデンスピリットがよく見かける品種ですが、これはそれではなかった。でも、名前....、思い出せなくてすみません。
黄金葉アジサイも4~5月の新緑の時が最高です。
その後、葉焼けで、あまりきれいではなくなるので、日向には植えられない=花は、なかなか咲かせにくい。
さて、東京は、この1週間が桜の満開でしょうか。統計史上三番目に早い、桜の満開だそうです。
春分の日、3月21日に大変な雪が箱根に。いえまさかここまですごい雪だったとは。
スタッフから送られてきた写真に愕然と。
明日の植え込み作業に間に合うような雪の量ではなく、当然、ノーマルタイヤで行ける環境でもなく。
苦渋の決断でしたが、別の日程を調整し、3月27日(火曜日)に植え込み作業を順延しました。
たくさんのスタッフのスケジュールのことがあるので、そう簡単に日程を変えられないのですが、こればっかりは!訪問を予定されていた方にも申し訳ないことでした。
市場や農家さんから送られてきた苗は、多くの場合、それまでは温室で促成栽培育ちです。突然の寒さにあうと、痛んでしまうこも多く、春の遅霜や急の寒波には注意が必要です。
ラナンキュラス・ラックスもこれから開花株を植えます。色が混ざっておいてあるとちょっと「?」という感じですが、これから色のテーマ別に植わる花壇はそれぞれ異なる箇所に散っていきますので、ご心配なくですが、寒さに用心ですね。まだ。
建物は南仏ですが、北ヨーロッパのような景色です。
今年の星の王子さまミュージアムは6月中旬以降、バラが美しく開花する予定です。
いまのところそんなバラが満開の時期、6/28 or 29に公開ガーデニングワークディも予定しています。
穏やかな晴れた日の庭は良いものですが、地面もドロドロ。雨や雪には手も足もでません。新しいレインコートは買ったのですが。
]]>前述していましたように、今年の 第20回国際バラとガーデニングショウのテーマは、自由でしたのでどんな内容にしようか。迷うところもありました。
その昔は、テーマ自由で、眠れる森のプリンセスをテーマにしたり。
でも、その後、ガートルードジーキルというテーマをいただいたり
オードリー・ヘップバーンさんだったり、モナコのプリンセスだったり、アンデルセンやナポレオンの妻でした。面白いテーマをいただいてやりがいたっぷり。
で、自由にできるとすれば。自分の基本の部分、若い時代から描いてきたデザイン仕事の原点はなんだろうということで、ずっと考えていましたら、最初にウイリアム・モリスがでてきて。モリスにちなんだアーツ&クラフツな庭もいいなあと考えていたのですが、
本棚を探していましたら、ポロっとでてきたのが1946年と書いてあった父のスケッチブックでした。
中をめくると、父の筆致で、庭のデザイン画がでてきました。あ!これだ。と、思ってからは、タイトルに悩んで。Felix Augenferd とあるのは、ミッドセンチュリーのアメリカのデザイナーの名前ですが、なにかインスパイアされていたのでしょうか。今、NHKの朝ドラでも放送中ですが、戦前から、アメリカや英国の文化を愛するか、憧れる日本人は少なくはなかったと思うので、父にとって、憧れの国が敵になるのは辛かったことと思います。世界大戦が終わってすぐに、描いていたスケッチは、どのスケッチも英文だらけ。(英会話はロクに話せなかった)このままのデザインを再現するのもよかったのですが、.......私は私のデザインでやりたいと思って。
それが My Back Ground 1950s 昭和30年代に生まれて....
同世代のお仲間も少なくないし、逆に今の若い子たちにも興味深い世界観になるかと思って。
子供時代の実家には50年代の、こんな感じの布張りしてあるタイプのハーマンミラー風の椅子があったので、このなかでよく昼寝をしていました。
この写真は、実家の庭にて。これはハーマンミラーじゃないかもしれないです。でも、ミッドセンチュリーのガーデンチェアですね。
今は、21世紀。でも、私は20世紀をどっぷり生きてきて、21世紀の価値観への転換はずっと模索していますが、変わらないものがあって然り。それが、草花への愛や癒しの感覚だと思うので、時代のレイアーを重ねながら、現代に通じる美への欲求を、すなおに表現できればと思っています。
20世紀らしいジョン・ブルックスさんの庭。
今月でこちらのブログ終了のお知らせをさせていただいて以来、嬉しいコメントをいただいております。
私までぐっときてしまいます。
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さみしいです 胸がいっぱいになりました ありがとうございまし。
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ひとまずお疲れ様でした!お忙しい中でのブログ更新、色々御苦労があったかと思います。提案や情報など本当に楽しく読ませていただいていました。また新規の方も楽しみにしていますね。自分も気がつけば園芸に足を突っ込んでから随分年をとりました。ネットも園芸もスローモーになってきています。吉谷さんもお書きになっている様に、御自分や御家族との家の時間も大事になさって下さい。凄くハイテンポなので少し心配していました。うふふ。でもガーデニングショウ、楽しみにしています。どうぞご自愛下さい。
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長いことブログ続けてくださりありがとうございました。毎回楽しみにしていました。今年の国バラも期待してます。
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20世紀後半のモダンガーデンを代表する、John Brookes 氏がご逝去さみしいです。
3月16日の朝、84歳だったそうです。
昨日は、北海道から銀河庭園のヘッドガーデナーさんが来て来春の庭のミーティングを。やっぱりメールでは限界あり。同時に今日の撮影でガーデン誌の編集者さんも我が家で撮影の準備、夕方終わって、3人でグリーンギャラリーさんにちょっと寄ってみることに。
吉田さんとお茶でもとなり、そこで出た話題がJohn Brookes 氏のご逝去でした。
今朝、イギリス在住の白井法子さんからも知らせが...。
HORTICULTURE WEEK のニュースを添付してくれました。
20世紀後半を代表するガーデンデザイナー。
ツアーでは2014年に伺った、ジョンさんの庭。学名がずらりと並んだ参考書片手に植物名を教えてくださいました。
そして、自邸や書斎までご案内くださった。実は、このイメージ。今年の国バラの私のテーマとも密接な関係があります。
このカーブの美しさ。芝生のエッジの美しさはもっと日本の芝生もここから学んでいただきたく思います。神経の届き方が、芝生の庭の歴史の浅い日本とは比べものにならず。
ジョン・ブルックス氏の本をお持ちのかたも多いと思います。
今一度。温故知新、は正確な言葉ではないかもしれませんが、20世紀のモダンガーデンから学べることがいっぱいあるので、本を開いてみて。
ありがとうございました。故ジョン・ブルックス氏のご冥福をお祈りもうしあげます。
白井さん情報では、現在、ロンドンのガーデンミュージアムにて、ジョン・ブルックス氏の展覧会を開催中(偶然らしいのですが)。
https://gardenmuseum.org.uk/john-brookes-mbe-1933-2018/
展示は今のところ、3月25日までだそうですが...。
さて、まさに、今年の私がデザインする国バラのテーマが、My Back Ground 1950
私が生まれた時代背景のなかのモダンガーデン。をテーマにしていたのでジョン・ブルックス氏のデザインがトリビュートにもなりそうです。
書き足らずで恐縮ですが。
本日の東京は4月中旬並みの気温とか。それって、桜が咲き終わった後くらいの温度です。
スルト、それを真に受けた連中(方々)が、どっと湧いてくる、咲いてくる。慌てる園芸家。
もっとゆっくりでいいから!と叫びたくなるほど、急に咲いてきました。
虫もでてきました。
さて、話はちょっと逸れますが、ムスカリの葉が、「ゴーゴンの頭」のごとく、荒れ狂う数千匹の蛇みたいに、のたうち回るのがいやだな。
と、思っていました。このムスカリの開花前の葉が 頼んでもいないのにどっと湧いてくるのをどうにかできないかと。
わりとすぐ横にパンジー、ビオラを植えておくと目立たなくなります。
え?パンジー、ビオラの花が繁茂して、ムスカリの葉っぱが光合成しにくくて、案配悪いって?
そんなに心配しなくても、ムスカリ。最終的にビオラたちより、丈夫だし。ただ球根が混み合ってくると良くないので花後、葉っぱが枯れ戻ったら、一挙に抜いて、秋まで保存して植え直すのがよいのでしょうね。でも、それがめんどうでやってません。すみません。 あんまり良い話でもなかったですね。
あと1週間で、5月発刊。拙著「花の楽しみ、育て方、飾り方」の締め切りです。